彼女の居場所 ページ17
「さてさてさーて、
明日からまた忙しくなるからな」
なんだかんだで楽しかった酒盛りが終了し、片付けをする音がする。
私は椅子に座っているであろうゴウセル様のすぐそばで目を瞑っていた。
目を開けて王女様を見たら、怖くて片付けところじゃないからね。
…でも、ゴウセル様は何故手伝わないんだろ？
「ほら、バン…！！
ちゃんと自分で歩きなよ〜〜〜！
これだから呑んだくれは嫌なんだ！」
キングがそう言って溜息を吐きながら、私達の前を通り過ぎた。
頭上では、誰かのいびきが聞こえる……
………え？頭上？
「ゴウセルとリラの店での
「おやすみなさい…ゴウセル様、リラ様」
メリオダスと王女様もそう言って、階段を上がって行く。
少しして何の物音もなく静かになり、私は恐る恐る目を開けた。
……良かった、女の人はいない。
とゆうか、この体質(?)をどうにか直したい。
「ぅおい！
いつまでもボケッとしてんな！」
突然、静かな部屋にウザい声が響く。
私はその声の主を睨み付けた。
「俺はもう寝るんだからよ！」
「残飯長は食堂で寝ているのか？」
「あたぼーよ！
食堂こそ俺の神聖な寝床さ！
ほれほれ、わかったら上に行けっ！！」
生意気な豚に押されるがまま、私達は階段を上がる。
あんの豚野郎…！
いつか焼き豚にしてやる……！！
少しすると一つの扉が見えた。
ゴウセル様はその扉を何の躊躇もなく開ける。
「キャッ…！？」
瞬間、中で女の人の声がした。
部屋を覗こうとした私は慌ててゴウセル様の後ろに隠れ、視界に入れないようにする。
「え…ゴ…ゴウセル様？
リラ様も……」
「失礼…ここは王女様の部屋か」
「と、オレの部屋だぜ！」
会話に耳を傾けていると、もう一つの声がした。
メリオダス、こんな時間まで王女様と何して……
「何故二人で一つのベッドに寝ている？」
……え？
「そりゃあ、お前
護衛のために決まってんだろ」
「では縛られてるのは何故だ？」
「プレイの一環だ！！」
えぇ？
「リラ、『ぷれい』とは何だ？」
「何で私に聞くのっ？！」
「あ、いえ、誤解です…！
ホークちゃんが毎晩縛っていくんです…
その…私に手を出させないようにって」
あ、なんだ…
私はてっきり……その…
「リラ、『ぷれい』とは何だ？」
まだ聞くのかよ…
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＊IJu＊(プロフ) - ユキヤさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けているようで嬉しいです^^名前についてはどちらも変更可能ですので、そちらで御自身のお好きな名前に変えて頂ければ……！ (2022年9月10日 18時) (
レス) id: c0312d3eb1 (このIDを非表示/違反報告)
ユキヤ - 名前が一緒でめっちゃ読みにくいけどめっちゃおもろい今日このごろ (2022年9月10日 12時) (レス) id: 30a2e3b099 (このIDを非表示/違反報告)
銀来(プロフ) - そうなんですか．．．まぁ、アニメキャラはみんな可愛いです。機会があったら調べてみますね♪ (2015年8月13日 21時) (レス) id: 578c57ad6f (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 銀来さん» いえ、好葉というキャラクターがいるんですよ…紛らわしくてすみませんorz 因みにマギはあまりわかりません、ごめんなさいorz (2015年8月13日 13時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
銀来(プロフ) - 好葉→紅覇ですか？えっと、要するに、マギ好きですか！？ (2015年8月12日 16時) (レス) id: 6789b7c894 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊IJu＊ | 作成日時：2015年3月23日 19時
