彼女の足取り ページ24
「に�爐磧次爾叩�？」
そっからのディアンヌはまさに阿鼻叫喚。
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まぁ、捌ききれない事はなさそうだったけれど、次々襲い掛かるものだから、ディアンヌも大変そうだった。
それに王国内だから少なくとも人はいるし、周りも建物並んでるから派手に暴れられないのもその理由の1つだろう。
流石に殺しはしないけど、まぁある程度痛い目には会っちゃうかや。
こっちとしては�爛▲�アスネイク�瓩覇阿�を止めたいんだけど、ディアンヌがソレを許してくれそうにないからもう大変。
つかディアンヌの場合、凍らせてもフツーに割って出てきそう。
……ま、これでゴウセルの方には集中出来なくなったっしょ。
「……って、お前まだ此処にいたのかよ」
暫くディアンヌは
呆然と乱闘するディアンヌを見つめるゴウセルに僕は思わず舌打ちをすると、ゴウセルはふと我に返ったかのように僕と目を合わせた。
「ほら、邪魔が来ない今の内に逃げるぞ。
誰の為にあんな事してると思ってんだ？」
「……………俺の、為に？」
「ああ、そう。それぐらいわかってくんない？
こっちは頑張って時間稼いでやってんだ。
人混みに紛れりゃ少しは見つかりにくいだろ？
そのままこの街出てって、もう少し静かな場所にでも行ってくれ」
「………」
とりあえずディアンヌはこのまま放置して、僕はゴウセルの背中を押した。
もう少し人通りの多い方に行けば紛れる事も出来るだろう。
そんでコイツが街を出るまで僕が遠巻きに見張ってやればいいんだ。
街から出して、あとはコイツがさっきの術を使うといい。
そうすりゃキレイさっぱりノイズとやらが消え去って
ついでに僕の事も忘れてくれるんだろう。万々歳だ。
ゴウセルはまだ何やら考えている様子でﾎﾞｰｯとしてたが、不意にまた思い出しそうになったのか、頭を抱えてﾌﾗﾘと揺れる。
仕方ないから僕はその背中を押しながら人通りの多い方へと進ませる。
ちゃんと歩いてくれるのはいいが、ﾌﾗﾌﾗとした足取りでこっちが気が気じゃない。そのまま倒れてしまいそう。
おいおい、ホントに倒れても僕運ばないからな……
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