意地悪注意報【まふまふ】

注意報▼22 ページ22

「何頼むんですか」






周りにはメイド服着た女の人が
萌え萌えキュン(はーと)なんて言っているのが聞こえる







すると彼は


「あー僕これがいいんです」




と頼み始めていた


するとそこにいたメイドさんはニコリと笑って私の手を掴み


「行きましょう！！」



と突然私を引っ張っていた


え、相川君一体何を頼んだの？？




私が戸惑いながらもメイドさんに連れていかれてるのを相川君は水を飲みながら見ていた


それも楽しそうに。





*




「では、これを着てくださいね！！」




なんて言って渡された服


「え。」



それを見た瞬間青ざめた


こんなのを着るの？？



「着たらどうするんですか？」


そう問えばメイドさんは



「あ、彼氏さんのところへ戻ってください」





彼氏？？もしかして相川君のこと



そんな関係じゃないんだけどな。



とかそれよりこの服を着ていくこと自体が
事件だと思う





だけど、メイドさんの微笑みに負けてとりあえず試着室のようなところから出ることになった





「今から貴方はメイドの気分になるんですからね！！いや、メイドですからね！」



そう強く言ってくる店員のメイドさん達に威圧され、恥ずかしくなった






*

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