注意報▼20 ページ20
やっぱり人気なんだな〜って思いながら
周りを思わずキョロキョロしてしまう。
ついに自分の番が回ってきて、
走って浦田さんのところへ走ると
少し嬉しそうな顔をして
「さっきぶりだね」
なんて色っぽい顔と、あの声で言ってくる
私の胸は浦田君でいっぱいだった
「Aちゃん、いつも俺のこと応援してくれてありがとう」
だんだん目の前にいる浦田さんが
浦田君に感じて、胸がドキドキした。
錯覚かもしれないのに
彼に手を握られて微笑まれたらなんだか
身体中が熱くなって熱を持った気がした
「これからも俺だけのこと見てね」
時間が来て、手を離そうとしたら再度掴まれて
一瞬引き寄せられたかと思えば
彼はそう呟いた。
耳が溶けていくかと思った。
*
*
帰り道はやっぱりさっきのことをいろいろ考えてしまって
頭の中は浦田君のことでいっぱいだけども
浦田さんのことまで気になっていた。
「うわー何ニヤニヤしてるの」
私が幸せオーラに包まれていると
「なんかいいことでもあった??」
目の前に立っていたのは
「なんで…」
相川君。
「こんなところで会うなんて奇遇だね」
クスクスと笑いながらこちらを見る彼
周りには女の子を連れていて
遊びに来ていたのだろうか
「えっと…」
その辺にいる女子に自分が相川君と話してると思われたくなくて
思わず後ずさりしてしまった
すると
「あ、僕ちょっと探したいものがあるんで抜けますね〜」
と固まっていた女子に声をかけて私の手を掴んだ
え?っと思って手を掴んできた相川君をじっと見ると
小さく笑って
「Aはこれで、ニヤニヤした理由教えてくれるよね?」
どうせ聞いても
あ、そう。って思うだけなのにね
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Rmd(プロフ) - さくさん» ありがとうございます!!続編ってどうしても考えるの難しくて、いい案が出たら書こうかなって思います!!こちらの作品も読んでくださりとても嬉しいです(^^) (2019年6月9日 23時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
さく - とてもよかったです!おわってほしくない! (2019年6月2日 19時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - 美桜さん» こちらこそコメントをして下さりありがとうございます!!新しい小説も楽しんでいただけるようなものにしますね!(^^)/ (2019年2月7日 22時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 返事くださりありがとうございます!新しい小説も見ますぞ! (2019年2月7日 20時) (レス) id: 8e80da8dc1 (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - アリスさん» 幸せになっていただけて嬉しいです!!デロデロに溶けていただけて良かったです!!!!!\(^^)/ (2019年2月5日 17時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rmd | 作成日時:2019年1月13日 22時