私が物心ついた時 ページ3
まず、全てが始まった時の話をしましょう。
確かあれは私が物心ついたばかりの頃、確か4才だったと思います。
ある日、私は両親に呼ばれて、そこで文字の読み方を教わりました。
一番最初、つまり絵本の1ページ目までは両親はひどく優しく教えてくれました。
そして、教えた後、両親は私にこう言いました
「この絵本を自分一人で全部読んでみなさい」
と。当然、当時4才だった私にそんな事できるわけもなく、
これはなんと読むのかという事を聞きました。
そうしたら、次の瞬間、私はお母さんに、叩かれました。
とても驚いた事を覚えています。
しかし叩かれて泣きそうになった私に両親は
「アクアは私達の子供なんだから、これくらいできるよね?」
と、言いました。
幼い私にとってはそれがとても恐ろしく感じられたのです。
その後、私は文字の読み方をとても勉強して、読み終えました。
それに対して両親はこう言いました
「次はこれを読めるようにしようね」
と言われ、二冊目の本を差し出されました。
しかし、その本は一冊目に比べては分厚く、私には読めませんでした。
けれど、読み方を聞くたびに叩かれ、たまに蹴られ、私にはとても辛い事でした
そのおかげで半年でひらがなで書いてある本はほとんど読めるようになりました。
でも、両親はその事に関しては
「私達の子供なんだから当たり前」
という言葉で片付けました。
、、、、、次は少し長くなりますけど5才の時の話をしましょう
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