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『はぁ……』
「相変わらずだね、あの3人！お疲れさま」
医療室に向かいながらため息をつくと、トレイシーちゃんが慰めながら私の背中を叩いた。まぁまぁ痛い。
『からかうのも程々にしてほしいよね、ほんと』
私がそう言うと、ギョッとしたような目でこちらを凝視する彼女。何、怖い。
「どういう神経！？あれは絶対本気でしょ！」
『え？いやいや、どう考えても冗談で……』
「どこがー！？目が！本気だよ！特に写真家とか、A以外には一切優鬼しないでしょ？」
うーん、それは時と場合による。。というより、彼の気分次第でしかない。
『でも、ジョゼフさんは気まぐれだよ？例えば……』
「例えば？」と首をかしげる機械技師を横目に、ある一戦を思い出す。
・
ずるずると重たい身体を引きずって、ロケットチェアの肘置きにもたれ掛かる。
いっそのこと、早く吊り上げてくれた方が、幾分かは楽になるだろう。
だけどまぁ、今日の彼の気分からしては無駄な思いのようだ。
「ふふ、いつもの勝ち気な笑みもいいけど、虚ろな瞳も素敵だね」
私の隣にしゃがんで、無駄に綺麗な造形の顔をしたこいつは満足そうに微笑んだ。
嗚呼、まずい。この流れは、非常にまずい。
『は……ぁ、げほっ……』
「苦しいかい？楽にしてあげようか」
君が上手におねだりをするなら、と唇に指を当てられる。
これは要するに、呼吸が浅くなった私に、自ら酸素を吹き込んであげようという提案である。
もう数回目なので理解しているが、苦しいものからの解放に人は弱いらしい。
『っ、は、ジョゼ、フさ……』
もうほとんど力の入らない手で、彼の服の裾を引っ張る。脳内ではサイレンが鳴っているように感じた。
今回は、長時間耐久コースになりそうだ。
・
『っていうパターンもあるけど……』
「うっわぁ……」
うん、やめようこの話題。
『普段は優しい方が多いけどね？たまに、ね』
はは、と苦笑いをしながら医療室の扉を開くと、エミリーがいない。
代わりに、フードを脱いで茶色い髪をふわふわとさせた占い師＿＿＿イライくんが、椅子に座って自己治療をしていた。
・
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白夜(プロフ) - ぽぴらさん» ありがとうございます！！フレ申させてもらいました！白夜@陰キャ推って名前のやつです！弱いですがよろしくお願いします！ (2019年8月13日 2時) (
レス) id: 6250b56f0b (このIDを非表示/違反報告)
ぽぴら(プロフ) - 白夜さん» 嬉しいご感想ありがとうございます！わあ、こんなやつでよけれぱぜひぜひ！笑 れあみぃでやっておりますので、検索してやってください〜 (2019年8月13日 0時) (レス) id: 3f5b5addce (このIDを非表示/違反報告)
白夜(プロフ) - コメント失礼します！楽しく読ませてもらっています、凄く面白いです！あの、もしよければなんですけど第五人格フレンドになりませんか？ (2019年8月12日 22時) (レス) id: 6250b56f0b (このIDを非表示/違反報告)
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