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「なーあ、あれ彼氏なーん？俺はどうすんのー？」
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今日は朝からOFFだったらしく、ベロベロに酔ってるこの人。そりゃ、あんな話をベラベラと出来るんだ。と心の中でブツブツ言って抑えて、コンビニの目の前のマンションに入る。
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「なーあー、あれ彼氏？…Aは俺のやろ？」
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エレベーターに乗った途端に壁ドンして、今までにないくらいの低い声で言って来た。
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「…嫉妬してるの？」
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「…俺かて嫉妬くらいするわ。」
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離れた彼は、十階のボタンを押した。それに従ってゆっくりと上がっていく。私は、嬉しくてにやけが止まらない。
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「許して？」
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「ん、…はあ、帰ったらお仕置きやからな？」
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嬉しさを隠してキスをしたら、彼の顔はムッて顔をしたが、下の彼は少しだけモッコリとした。許してキスは今後使って行けるなと心のメモ帳に刻んでおいた。
ボタン通り十階に止まったエレベーターを降りると、彼が腕を引っ張って家に入れる。ドアが閉まったと同時にキスをされ、服の中に手が入ってくる。私が必死に持っていたコンビニの袋は落ちて、物凄い音が鳴る。
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「ん、待って…まだ。」
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「待たれへんわ、こんなにさせといて。」
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じゃあこんなにさせといて、私の恋心はどうなるのよ、。なんて、行為の後に思うだろうけど、今は彼の手が私の胸を包むだけで、何も考えられなくなる。
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作者名：みーとぼーる | 作成日時：2016年10月13日 3時
