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*萩花side







美央 「こんな子供じみたことします?」






真波 「絶対せんわー、誰がやったんですかね?」







Aが出ていった後のロッカーで女性社員が残って犯人探しをしている。








Aya 「ほんま、私服もビチョビチョやな〜」




Shizuka 「帰りまでに絶対乾かないよね…」





パーカーにヒートテック、モッコモコの上着と
完全防寒のAの私服にはたっぷりと水分が含まれていて、Aが勤務終わるまでには絶対乾かないと思う。






珍しくスウェットじゃないんだ…









萩花 「Aがプールいる間は萩、3階にいたしな…」



そもそもAがプールにいた事知らんくてずっとお客様のトレーニングしてると思ってた。




美央 「私とAyaさんはキッズの事務所から

チラチラAの泳いでるとこ見てましたよね〜?」




Aya 「そうそう!

今日のプール水温低いらしくてブルブル震えとったわー」






A曰く、冬のプールは温室でも水着1枚は

さすがに寒いって細い体を震わせてるのを

1階のスタジオから見かけることがよくある。







真波 「私はレッスンでした!」



Shizuka 「私は事務所で残業―」






美央 「例え男性が女性スタッフのロッカーに

入っていたずらしたとしても

Aのロッカーがどこかなんて分かりませんよね?

ロッカー名前なんて書いてないし…」





真波 「確かに入口から遠いAのロッカーなんて

Aのだって分かってないとあけませんね。普通は」




Aya 「他のところは開けた形跡ないみたいだね…」






スタッフ用のロッカーは2階に小さいけど

男女別にあってそれぞれプールへと繋がっている。







Aのロッカーの場所を知ってるとなると

やっぱ女性がやったことになるよな…








萩花 「他に女性の社員で今日来てる人いませんよね?」




伶菜とErieさんは今日休みだしな…


他に誰かいたっけ?






Shizuka 「そうだね…… あーーっ!!!」









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作者名:emirin | 作成日時:2016年10月27日 7時

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