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A 「変かな? 誕生日プレゼントくれるって…」





隆二 「え?」






A 「もっと喜んでくれるかと思ったんだけどな…」






隆二 「行くけどさー、それってAちゃんの事好きなんじゃねーの?そのお兄さん」






A 「どうして?」







せっかく大好きなATSUSHIさんに会えるのに…




もしかして本人には会いたくないとか?





もうATSUSHIさんには言ってあるんだけどな








隆二 「誕生日プレゼント渡すのにわざわざ家呼ぶか?普通」








ATSUSHIさん有名人だし

私的に外で会う方がリスク高い気がするけど…








てかなんでそんな不機嫌なの?







A 「篤志さんはお兄ちゃんみたいな感じだよ?昔から」






隆二 「……」







無言のままスピードを上げて運転する隆二くんがちょっと怖い。







A 「なんか怒ってる?」






隆二 「怒ってねーよ!」






怒ってんじゃん。






A 「篤志さんは忙しくてあたしなんか相手にしてないよ。」







悠介と5年も付き合ってたから面識はそれなりにあるけど


私は弟と付き合ってた彼女に過ぎないんだから。






A 「悠介のお兄さんだから
ちゃんと紹介したいの 隆二くんの事」







福岡に行ったあの日、篤志さんに背中を押されて
隆二くんと向き合う事を決めた。






だからATSUSHIさんに感謝を伝えたらいつもつけてる婚約指輪が通ったネックレスは外す。






悠介の事は忘れたくないけど
いま私が好きなのは隆二くんだから







A 「だから嫌かもしれないけど付いてきて欲しいな」







隆二 「…分かったよ。つか1人で行かせたくないし」






そういうとさっきよりもスピードが落ちて安全運転に





A 「ふふ^ ^ ヤキモチですか〜?」





隆二 「うっせ^ ^」






嫉妬とか可愛いとこあるじゃんね(笑)






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作者名:emirin | 作成日時:2016年10月27日 7時

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