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隆二 「伶菜ちゃん、それって悠介さん？」
伶菜 「そうですそうです」
広臣 「悠介さんって？」
Ami 「Aと5年間付き合ってた元彼ですよー」
ELLY 「5年も！？」
隆二 「そうそうカッコいいんだよね。すごっく」
前に写真を見せてもらったけど、優しそうな目をして俺の好きなATSUSHIに少し似てるイケメンだった。
健二郎 「可愛い子の彼氏はやっぱイケメンなんやなー！」
剛典 「隆二さん、白嶺ちゃんがその人と復縁しないようにちゃんと捕まえて下さいよ？w」
岩ちゃん…それは……
何て言っていいか分からずつい浮かない顔をしてしまう。
広臣 「5年も付き合っててなんで別れたの？」
Ami 「それは……」
健二郎 「別れったって言うかな…なあ…」
これ言ってよかったのかな？
隆二 「健ちゃん知ってるの？」
健二郎 「ジムの人は大抵知ってんで〜」
ELLY 「2年前からいる人はみんなじゃないっすか？」
隆二 「あ、そうなんだ…」
この2年間、どんなに無愛想な態度をとってもみんながAから離れて行かなかったのは事情を知ってたからなんだな。
ここの人達はホントいい人ばっかりだわ
剛典 「え？そんな有名な別れ方したんすか？白嶺ちゃん」
伶菜 「亡くなったんです。脳梗塞で」
広臣 「え…いつ…？」
俺と臣が東京店にくる半年前に異動してきた岩ちゃんと臣は2人して固まっていた。
伶菜 「2年前」
広臣 「白嶺ちゃん笑えなくなったのって…」
伶菜 「そう、それから。
この話はもうやめましょ！今は今市さんのおかげで前のAに戻って来たんだから」
そう言ってくれるのは嬉しいわ。
健二郎 「ほんまやで！少しやけど笑うようなったよな〜」
Ami 「勤務も楽しそうにやってるし！」
広臣 「隆二、2人の時は"Aちゃん"って呼んでんだよな？」
伶菜 「えー！！そうなんですか？？
でもAは、ちゃん付けで呼ぶほど可愛くないですよ〜 大分捻くれてます！！」
隆二 「伶菜ちゃん…笑」
ELLY 「隆二さん可愛いっすねー！」
剛典 「ていうか、いつから白嶺ちゃんの事好きだったんですか〜？
俺なんも聞いてなかったっすよー！」
隆二 「俺の話はもういいよ」
野郎どもとAが話してるとこあんま見た事ないからみんな興味あんのかな？笑
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作者名：emirin | 作成日時：2016年10月27日 7時
