Oh Boy -2- (ページ42)

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＊奈央side

奈央「ふぅ…」

朝から夜までバイト3連勤も今日で終わり。

今は忙しくてスマホもろくに見れてない、、

スタンドのバイトが終わってから居酒屋のバイトまで
あんまり時間なくて、まかないを食べる暇もなく
開店の準備をする。

さすがに疲労感がハンパないな、、

明日は居酒屋だけだし帰って早く寝たい、、

奈央「今日も人多いんですかねー？」

啓司「年末だからなー。予約も多いし」

今日も忙しくなるのかなと思いつつも、開店準備をする私と店長。

開けと閉め担当の時は16時に入って帰るのは25時くらい。今日も長丁場ですね、、

奈央「もっとバイト増やして下さいよ！

この時期、おじさんの相手するの辛いです～」

忘年会シーズンはハメを外すおじさん達に絡まれて
まあ大変で…(笑)

啓司「だって学生はみんな帰省してんじゃーん！

帰省しないの俺とお前だけだぜ？

俺も宮崎帰りてー！！」

店長は妻子持ちで実家は宮崎。

同じ九州出身だからか、

バイト面接の時私の訛りが懐かしいからって
理由で即採用された(笑)

宮崎と長崎じゃ全然方言が違うと思うんだけどな、、
(↑つか、採用基準どうなってんの？笑)

啓司「奈央には悪いと思ってるぜ？

朝もバイトしてんのに、閉めまでやらせて」

奈央「じゃあ時給上げて下さい。」

啓司「えっ… それはっ」

コンコンッ‼

奈央「ん？誰だろ… ちょっと見て来ます」

啓司「おぉ！よろしく」

開店前にまだ開かないドアをノックされ、
何事か確かめに行った。

＂ウィーン＂

奈央「すいません。まだ開店前……」

自動ドアの鍵を開け手動でドアをこじ開けたそこにいたのは

大和「奈央、ちょっといい？」

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