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奈央 「大和、なんで…」
バスケの練習試合でもしてたであろう私の元彼。
左手にバッシュケース、右手にスマホを握りしめ、
なんだか切ない顔をして立っていた。
大和 「奈央はさ、こうゆう事してないよな…?」
奈央 「えっ?」
唐突すぎて言ってる事が分かってない私に、
大和はスマホを見してきた。
奈央 「何これ… 私こんな事してないよ!
twitterやってないし!!」
大和が見せてきたのは、私の名前で
投稿されているtwitterのプロフィールページ。
投稿を見ると、片岡さんの事から
私が思ってもないような事までかかれている…
大和 「だよな。
高校の時からLINE以外SNSやってなかったもんな。」
奈央 「なんで大和が知ってんの?」
大和 「奈央の大学のバスケ部の人を
twitterフォローしたらリツイートされてきた。」
奈央 「リツイート、、?」
大和 「拡散されてんだよ、いろんな人に」
奈央 「そんな…」
昨日の夜から忙しかったから、
スマホを見てなかったけど、
いつもよりLINEが多く来てるなと思った。
この事に関してなのかな…
奈央 「違うの…みんな友達なの。
ホントに良い友達なの!
イケメンだから近くに居るわけじゃないのに…」
リツイートの数を見ると、結構な数 拡散されていて…
奈央 「誰がこんな事…」
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作者名:emirin | 作成日時:2017年5月4日 16時