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奈央 『えっ、浅倉くん!?久しぶり〜』
『大和の知り合い??』
大和 『あっ、まあ…』
奈央 『中高の同級生なんです!なんでここに?』
大和 『そこの大学でバスケの交流戦だったんだ』
奈央 『ウチの大学でやってたんだ!
東京の大学来てたなんて知らなかったや〜』
『そこの大学通ってるんですか!?』
奈央 『そうなんです!長崎から来ました〜』
大和 『試合見に来ればよかったのに』
奈央 『バスケ部に友達いないから知らなかったよー』
『あ、とりあえずビールを人数分で!』
奈央 『かしこまりました。すぐお持ちしますね!』
『あ、店員さん!いま彼氏いますか!?』
奈央 『内緒で〜す! ふふっ』
奈央はお客さんから
よくされてる質問をいつも通りかわし
キッチンへ戻って行った。
話を聞いてると、そのバスケ部の中でも
一際背の高い子が奈央の同級生みたい。
『絶対彼氏いるだろ、大和の同級生か〜』
大和 『元カノっす。』
.
剛典 「えっ!?」
私達のテーブルの皆でその大和くん達の会話を
盗み聞してると、やっぱり岩ちゃんが反応した。
健二郎「バカ!声デカいねん(コソっ)」
てか、元カレって事は
奈央の前髪をトレードマークにさせた張本人か…
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作者名:emirin | 作成日時:2017年5月4日 16時