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*奈央side
奈央 「ホント、髪を切る腕だけはすごいよね」
敬浩 「なんだよそれ!他にも凄いとこあんだろーが」
奈央 「…来年までに考えとく」
敬浩 「おい!」
隆二 「でもまじカッコイイっすよ。
ありがとうございます!」
敬浩 「いーえ。お前らもっとモテんぞ(笑)」
奈央 「ホントだね〜」
広臣 「いや…(笑)
でもお金払わなくて良かったんですか?」
臣と今市がお兄ちゃんのとこに髪を切りに行った後
お兄ちゃんも一緒に
待ちに待った美味しいご飯を食べに来た。
敬浩 「お前らはオレの腕を磨くためのカットモデルな
タダでいいから定期的に来いよ!」
広臣 「ありがとうございます!!」
隆二 「あざーっす!」
(パクっ)
奈央 「うんまっ…!」
敬浩 「だろ?ここ美味しいんだよ。メシも酒も」
東京に住んでるけど都心から少し外れてるから
人の多さにあまり足を踏み入れる事が
なかった都心の料理店。
お兄ちゃんにお店を任せて正解だったな。
敬浩 「臣と隆二は実家住み?」
広臣 「俺は実家っす。
大学までは1時間くらいのとこに住んでて」
敬浩 「そうなんだ!実家だと楽だよなー」
広臣 「楽っすね、家事とか全然しないんで」
敬浩 「隆二は?」
隆二 「オレは実家、神奈川なんですけど
大学までちょっと遠いんで一人暮らししてます」
敬浩 「大学の近く?」
奈央 「ウチから駅の方に歩いて5分くらいのとこ」
敬浩 「じゃあまだ大学よりなんだ。
奈央ん家、駅から遠いもんなー」
長崎の家なんて、家から駅は車じゃないと
行けないからそれに比べたら全然近い方だと思う(笑)
ざーっくりだけど、大学とお家の位置関係を言うと
大学⇒(8分)⇒駅
駅⇒(10分)⇒今市
今市⇒(5分)⇒奈央
萩花⇒(4分)⇒奈央
って感じで…
学校とバイト先までは自転車で行くことが多い。
飲み会があるときは歩いて行くんだけどね。
隆二 「えっ?そんな近いの?」
奈央 「チャリだとすぐだよ〜」
隆二 「いい加減 家教えろって」
奈央 「え〜〜」
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作者名:emirin | 作成日時:2017年5月4日 16時