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*奈央side







剛典 「モッチー、奥の席いい?」




奈央 「岩田くん!あ、いいよいいよ。」





12月になったある日の授業。







この日は久しぶりに岩田くんと隣の席になった。








もう気まづいとかそうゆうのはないんだけど、




周りの女の子達は羨ましそうに私を見ていて
なんだか申し訳なくなる…









私は長机の1番左側に座ってたから、
一度席を立って岩田くんを隣の席へ通す。







これ、左利きあるあるなの(笑)







剛典 「今日、課題提出するだけなんだ?」






奈央 「そうみたい。岩田くんさ、裏の問題やって?

私前からやってるから」





さっき、この授業の教授が来れなくなったと
助手らしき人が伝えに来た。







今日は今までの授業のまとめ問題みたいなのを
やって終わった人から帰っていいらしい。







剛典 「おうw 後で交換して早く帰ろうってやつね」






奈央 「もちろん!今日サークル行くんだ〜」






今日はさくらが来ないと臣から聞いて

バイトもないし、今市も来るって言ってたから
久々にサークルに行く。





大祭から少し経ってもう12月に入ったけど

未だにさくらに無視される私。






まあ学校でそんな会う事もないんだけどね…






剛典 「あ、直人さんから聞いた?

フットサルの試合出ようって」





奈央 「試合?」





剛典 「そう!完全にお遊びなんだけど、

いつものメンツでフットサルしようってなって」






奈央 「あの男供たちと?」






剛典 「そう!あと直人さんと直己さんも入れて」





岩田くんの言ういつものメンツとは



前に二次会で私のバイト先に来た男供たちの事で


学部もだけど、学年やサークルだって違う人もいるのに本当に仲の良い7人組。






奈央 「岩田くんもフットサルすんの?」






剛典 「俺が言い出したんだ!

久しぶりにやりたくなってさー」





奈央 「そうなんだ!

でもみんな運動神経良さそうだから勝てそうだね」






剛典 「ガチの大会じゃないらしくて、

楽しくやろうって直人さんが」





奈央 「へー、イイじゃん!頑張ってね!!」





応援しに行きたいけどきっとバイト入れるだろうしな







剛典 「いや、違くて〜」






奈央 「ん?」








.

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作者名:emirin | 作成日時:2017年5月4日 16時

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