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帰りたくない〜続編〜 <中原中也> ページ22

夏姫様からリクエスト戴きました
帰りたくないの続きです
ーーーーーーキリトリーーーーーー

結局あの後治様と中也様が飲み比べをして中也様が勝利し、一緒に帰る事になりました

本当はまだ治様と一緒に居たかったのですが...

流石にあの状態で続きは無理だと私も判断しました...

そして、今

お父様の部屋の前に立っています

正直入りたくありません...約束を破っただなんてお父様が知ればどれだけ悲しむか...(経験済)

でも...行くしかありません

私と中也様は部屋の扉をノックした


「首領、中原です。お嬢様をお連れしました」

「入りたまえ」

ーギィ...ー


扉が重々し開く

その先には私の父、森鴎外がいた


「何の用かね?中也くん、Aくん」

「お父様...御免なさい!!約束を...破ってしまいました...」

「ほぅ...?」


空気が重くなる

あぁ、怒っていますね これは...


「成る程?太宰くんに会っていたと...そうだねぇ...ではこうしよう
Aくんには一応必要最低限の外出を許可するが、それ以外は外出禁止としよう」


笑顔で

何の躊躇いもなく その台詞を言い切った


「え...なん...で?」

「約束を破った悪い子には躾が必要だろう?」

「ですが首領、それは流石に...お嬢様も...」

「黙りたまえ、此は私達家族の問題だ」

「っ...御意...」


私の中で 何かが切れる音がした


「もう...嫌だ...!!お父様なんて大嫌い!!!」

ーバンッ!!!ー

「お嬢様!!」


私は走った お父様でさえも追い付けなくなる所まで

誰にも縛られず 自由に生きたくて


「お嬢様!!」

「っ...中也様...」

「貴方の気持ちも分かります。ですが今だけは、耐えてくれませんか...?」

「...どういう事ですか...?」


中也様の顔が月明かりに照らされてよく見えた


「いつか貴方を縛る全てから救ってみせますから...本当に馬鹿だけど...

俺はお嬢様の事が好き...ですから」


思っていた言葉より全然違くて笑ってしまった


「なっ...なんですか!?」

「ふふっ...いえ...本当に馬鹿だなぁ...って、付き合うことは出来ません

ですが...いつか絶対私を自由にして下さいね?」

「お嬢様の命令とあらば」


私達二人を包み込むかのように

月が照らした...
ーーーーーーキリトリーーーーーー
「リクエスト有り難うな!何時も感謝してるぜ!」

楽しませて? <宮沢賢治>→←報告 本当に御免なさい



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宵狐 - 続編は書きますよ、是非ともリクエストして下さいね! (2019年6月18日 22時) (レス) id: aba0b9cb04 (このIDを非表示/違反報告)
宵狐 - 続編で書かせて貰っても宜しいでしょうか? (2019年6月18日 22時) (レス) id: aba0b9cb04 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リクエストしていいですか[妊娠中の主人公が誘拐されたら][妊娠中の主人公が彼らの手を持ってお腹に触らせたら]お願いします太宰さんと森さんと中也さんお願いします (2019年6月18日 22時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
笹の葉ら秋 - この作品は続編できますか??出来るのならめっちゃリクエストしたいです!!!(溜まりに溜まったリクエスト) (2019年6月18日 21時) (レス) id: 7666da0348 (このIDを非表示/違反報告)
宵狐 - 夏姫さん、リクエスト了解ました!! (2019年6月18日 19時) (レス) id: aba0b9cb04 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宵狐 | 作成日時:2019年6月1日 22時

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