＜文スト 短編集＞貴方と私は互いに深い愛に堕ちている

大人の階段　<中島敦> ページ1

「え...えっと...？中島君...？此は一体...」

私は今彼氏である中島敦に壁に押し付けられ、身動きが取れない状態である


「......なんで？」

「え...？」

「太宰さんや宮沢君とかには下の名前で呼んで要るのに僕の名前は下読みじゃないの...？」


...あ...中島君そんなこと気にしてたんだ...


「...えっと...は...恥ずかしいしっ...///」

「じゃぁ、僕のこと敦って呼んでくれるまでお仕置きするね...？」


顔が近づいてきたと思ったらキスをされていた

深すぎず 浅くもなく 甘い甘い優しいキス


「んっ...ふぁ...中...じま...///ひゃうっ！？///」


弱い首を攻められてしまっては抵抗しようが力が入らず抵抗できない

彼の顔をみる

それは、目の前の獲物を狩る目でもあり

独占欲が入った目でもあった


「っ...んぅ...ハァ...あつ...し...？///」

「っ！！！///」


もう耐えれなくなり名前を呼ぶと顔を赤らめる敦

...可愛いとは言わない


「...もっと僕の名前を呼んで...？」

「...敦...///」


敦が笑った


「じゃぁぼくも此れからはAって呼ぶね！」


一つ大人の階段を登った私達であった...

ーーーーーーｷﾘﾄﾘーーーーーー
「評価...してくれるよね...？してくれたらご褒美上げるよ！」

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