まふまふと思って隣のカラオケの部屋に突入したら全く知らない人がいたお話【歌い手】 (ページ47)

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棚には食パン、冷蔵庫には卵やベーコンがあったので簡単にサンドイッチを食べた。

少し汗ばんでいた体を洗い、紙をドライアーで乾かす。

化粧水使おうとしたらまさかのSK-IIあった。まじかよ、金持ちめ。
(※SK-II…高級化粧水)

まふまふの言われた場所にあった歯ブラシを使って歯を磨く。

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ｶﾞﾁｬ

急に玄関が開いた。

あれ、もう帰ってきたのかな。

『まふまふー？･････････はっ？』

そこに居たのは見知らぬ男。

息が切れている、走ってたのかな。

･･･って、そうじゃない！

『は、はれですか！？』
(訳:だ、誰ですか！？)

歯磨きしてるから喋りにくい！！

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天月side

まふまふの家に入ったら案の定ふーちゃんらしき女の子がいた。

しかも歯磨きしてた。

天月「あっ、･･･ふーちゃんですか？」

僕がそう言うと肩揺らした。

『な、なんへわらひのなまへを！？』
(訳:な、なんで私の名前を！？)

天月「あ、僕天月と言います。まふくんとそらるさんに頼まれて資料取りに来ただけです。･･･歯磨きどうぞ済ませて大丈夫ですよ。」

そう言ったら彼女は急いで洗面所に向かった。

『お見苦しい所をお見せしました。』

天月「お、お構いなく･･･。･･･ぼ、僕資料取りに来ただけですから、これで･･･。」

テーブルの上にあったクリアファイルに入った資料を持ってその場から去ろうとした。

『あ、私も今から出るので送ります。』

･･･へっ。

天月「だ、大丈夫ですよ！？タクシー呼びますんで！」

『いえいえ、ついでなので乗っていってください！まふまふの家の鍵も渡しておきたいんで。』

あ、合鍵！？(違う)

や、やっぱりそう言う仲なんだ！！(違う)

天月「あっ、じゃ、じゃあ･･･、･･･お願いします！」

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