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その後怪我をしていた吉野くんを保健室に連れていき、いろいろ話をした。彼は映画が好きで、おすすめの映画も教えてくれた。
｢じゃあ、帰るね。映画見てみるよ。」
そう言って、保健室を後にした。
仲良くなれたのかな？そうだといいな。そんなことを考えながら歩いていると、ゾクッと何か嫌な気配がした。周りを見ても何もない。
｢気のせいか。」
そう呟いたとき、
｢気のせいじゃねぇよ、グズ麗音呪霊だ 呪霊がいるぞ｣
とアッドが言った。
｢そんなこと言ったて、どうするのよ。」
｢どうするのよ、じゃねぇよ グズ麗音払いに行くんだよ、さっさと行くぞ、俺の言う方向に行け！｣
アッドに言われるままに歩いていくとそこには、｢イギィャアァア｣｢リィリュウアアァ｣
｢ミィギャリィイイ｣三匹、生霊がいた。
｢ギャハハハ、ほら言っただろ、にしても、三匹もいるとは、いいね、たくさん食える。ご機嫌だな。」
アッドは笑いながら言う。
｢アッドはそうかもしれないけど、私はそうじゃないんだからね。あと生霊食べるっけ？前のときは見てないけど。」
今、そんなこと言う必要ないことぐらいわかっているけど、そんなことを言っていないと気が狂いそうだ｡怖い、今すぐ逃げたい。
｢食うよ、前はお前がしばらく馬鹿みたいに口をあけて、ポカンとしてたから見る余裕なかったんじゃねぇの、んなことより早くしろ、ほんとお前グズだよな。」
アッドの悪口まじりの答えを聞きながら、前回と同じようにアッドに魔力を流す。
”それは誰もが知る収穫の形“
Gray(暗くて)……Rave(浮かれて)……Crave(望んで)……Deprave(堕落させて)……
Grave(刻んで)……me(私に)……
Grave(墓を掘ろう)……、for you(あなに)……
私の口から暗示の言葉が漏れる。それと同時に、私の体が妙な感覚に襲われる。自分が自分じゃないような感じだ。体が勝手に動く、鎌で呪霊を真っ二つにする。ゴキンと鈍い音がした。これが呪霊を食べる音か、そんなことを思いながら次に、その次に体は呪霊の方に向かっていく。気付けば呪霊はいなくなっていた。
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プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年6月1日 8時) (
レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
ユカ - 面白かったです。更新頑張って下さい (2021年4月24日 22時) (レス) id: f8c9fe1d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青眼鏡 | 作成日時：2021年2月14日 10時
