87・対峙 ページ45
Aside
あれ以来
毎日のように嫌がらせの手紙は届き
副業がある日は必ずストーカーされている
何度も大介くんに相談しようと思ったけど…
離れて暮らしてるし
迷惑かけたくないから……
『相談……出来るわけないよ……』
そんな今日も副業があった日
独り言を呟きながらいつもみたいに1人で帰り道を歩いていた…
『……………』
あれ？
今日は足音がしない…
『今日はついてきてないのかな……』
少しホッとしながら自宅マンションへ向かうと…
『……？』
マンションの入口に
フードを深く被った人が立っていた
『(見たことない人……新しく越してきたのかな？)』
そう思いながらマンションの中に入る前に
『こんばんは…』
と、軽く挨拶したその時……
『きゃあっ！？』
そのフードを被った人物がいきなり私の髪を鷲掴みしてきた
『痛いっ！なにするのっ！？……うぐっ！？』
そしてそのまま地面に押し倒された
？「お前さえいなければっ……」
『まさか貴方っ……ストーカー！？』
？「死ねっ！！」
ストーカーは私に刃物を突きつけ
そのまま私の顔を刺そうとするが…
『くっ……！』
私は手に持ってた革の鞄でガードした
『貴方は一体誰！？どうして毎日あんな手紙を！？』
？「うるさいっ！！黙れっ！！」
『っ！？』
ストーカーがもう一度私に刃物を突きつけてきた
『(もうダメだっ……！)』
その時……
？「おいっ！何やってんだ！！」
？「っ！！」
『えっ？』
声のする方へ顔を向けると……
『恭平っ！！』
恭平「そのナイフを捨てろっ！！」
千景の旦那である恭平が立っていた
？「ちっ……」
恭平の存在に気づいたストーカーはそのまま逃げようとする
『待って！！』
恭平「あっ！おいっ！！」
私はストーカーの後を追う
『貴方は誰！？正体を見せなさいっ！！』
？「っ！！」
私はそのら辺にあった石をストーカー目掛けて投げた
(普通はこういう事したらダメだからね)
その石はストーカーの背中に当たり
ストーカーは痛みのあまりその場に座り込む
？「………痛っ」
『やっと追いついた………
……さっ、正体見せてもらうよ、ストーカーさん』
私はストーカーが被ってるフードを下ろす
『貴方だったんだ……
七尾サクさん。』
七尾「チッ………」
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美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年1月8日 16時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
ao_314(プロフ) - 作者さん！最後のコメント、まじそれなです！！ (2020年12月29日 23時) (レス) id: 646af75665 (このIDを非表示/違反報告)
のんの - 99ぱらだいむ！！出てくるとは思わなくて！！口の中のもの出ちゃいましたw (2020年9月20日 8時) (レス) id: cfa9a2850c (このIDを非表示/違反報告)
ふ - 素敵で綺麗な笑顔にさせるストーリーに惹かれました。他の作品も楽しみにしてます！お身体に気をつけて執筆がんばってくだぱい。 (2020年8月29日 14時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
ayunaw0129(プロフ) - この作品が好きで何気なく読んでいたら、別に読んでいた岩本さんチ。を書いていた作者さんと同じだなんて知らずに読んでいました…大好きです、最高に面白いです！ (2020年4月3日 3時) (レス) id: c0ba04e557 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宮舘ちかげ
| 作成日時：2020年2月18日 2時
