岩本さんチ。 3 (ページ30)

今日:59 hit、昨日:32 hit、合計:471,306 hit

120・岩本家のお正月 5 ページ30

照side

照「わかった！わかった！！蓮の分も用意するからっ！！」

俺は暴れる蓮の為に

お猪口にミルクを注ぎ、そして乳首(読み・にゅうしゅ)をつける

照「はい、出来たぞ～…;」

蓮「あうっ♪」

辰哉「お、喜んでる♪」

照「お猪口でミルク飲みたい赤ちゃんがどこにいるんだよ……;」

蓮「♪」(←ここにいる。)

照「さてと……おせちでも食べるか…………あれっ？」

おせちを食べようと、お重の中身を見たら…

照「え！伊達巻がないっ！！なんでっ！？」

大介「伊達巻美味いでやんす～♪」

照「あっ！！伊達巻をそんなに取るなよ！パパにもちょうだいって！！」

翔太「チャーシューおいしーい♪」

照「おい翔太！チャーシュー独り占めすんな！他のも食べろっ！！」

蓮「あう～♪(栗きんとんを鷲掴みし、それを床に投げつける)」

照「あぁぁぁぁっ！！栗きんとんになんて事をっ！？」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Aside

『……リビングうるさいなぁ;』

涼太「なにかあったのかな……？」

お鍋の火を一旦止め、涼太と一緒にリビングへ行くと……

『あらま、栗きんとんが……;』

蓮ちゃんが投げつけたであろう、栗きんとんが床に散らばっていた……;

そしてひーくんは……

照「栗きんとんを買うのに俺がどんだけジムで頑張って働いてんのかわかってんのか！？えーーーっ！？」

蓮「う？(ｷｮﾄﾝ)」

『なに赤ちゃん相手にムキになってんの……;

涼太、辰哉達とお掃除してくれる？』

涼太「はーい」

照「A～～～…栗きんとんがァァァァ(泣)」

『はいはい、泣かないの……予備はまだあるから;』

とりあえず泣いてるひーくんを放置して←

食べ物を粗末にしちゃったから

蓮ちゃんを叱らないとね……

『蓮ちゃん、食べ物を粗末にしてはいけません！悪い手だ！』

ﾍﾟﾁｯ

蓮ちゃんを軽く叱り、蓮ちゃんの小さなお手手を軽く叩く

すると蓮ちゃんは案の定……

蓮「ふえっ！ふええええええんっ！！」

照「お前……厳しいな……;」

『食べ物を粗末にしたのよ？

赤ちゃんだからって甘やかすのはダメ、厳しく躾けるのも赤ちゃんには必要なときもあるの

……私お雑煮作ってる途中だから、蓮ちゃん達をお願いね

栗きんとんの予備は後で持ってくるから』

照「はーい……;」

蓮「ぎゃあああああああんっ!!!!!」

つづく