貴族の彼女は紅一点。 4

172・別れ話ドッキリ！？ 3 ページ44

宮舘side



千景「舘様！Aちゃんにいきなり別れ話をするなんて酷いんじゃない！？」

岩本「いや！あのっ！これはっ……」

松村「……いきなり別れ話してくるって

もしかしてさ、他に好きな人が出来たの？」

『………っ！！』


Aの目からまた大粒の涙が溢れてくる…


千景「北斗！オブラートに言いなよっ！」

松村「だって……;」

森本「……お姉やん、大丈夫だから(Aの頭を撫でる)」

『ﾋｯｸ……うぅ、ずぐっ……』

ジェシー「ねぇ舘様！Aちゃんと別れるならさぁ！

俺にAちゃんちょうだい！！」

宮舘「えっ！？」

田中「あっ！ならさ！姉さんSixTONESに来なよ！」

渡辺「ちょっ！樹！！」

岩本「ちょっと待って！！」

深澤「最後まで話聞いてっ！！」

京本「AもSixTONESに来たいよね？」

『…………うんっ(泣)』

千景「それいいね！加入けってーい♪」

高地「オイオイ……;」

阿部「話を勝手に進めないで！！」

深澤「これはドッキリなんだよっ！！」

「……………………えっ？」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『圧力鍋が欲しかったからドッキリに協力したの！？』

宮舘「ほんとにごめんっ！」

『そんなっ……酷いよっ、ほんとに嫌われたと思ったんだからっ……(泣)』

深澤「お、俺らもごめんな？

こんな事を言い出したりして…;」

田中「師匠、これは酷いよー;」

『うっ……ｽﾞｸﾞｯ……ふえっ……』

宮舘「………っ」



ｷﾞｭｯ



俺は泣きじゃくるAを抱きしめる…


『えっ？』

宮舘「ごめん……許される事じゃないけど…

本当は誰よりもAを愛してる……別れたいなんて嘘だからっ……」

『涼ちゃんっ………』

宮舘「俺を……信じてくれる？」

『……ほんとに？私の事好き？』

宮舘「うん」

『もう絶対別れるなんて言わないっ？』

宮舘「言えないよ……こんなにも愛してるんだもん」

『涼ちゃんっ……！！』


Aは俺の首に腕を回し、そして……




『……今日、私の好物作ってくれたら許す』

宮舘「…お安い御用だよ、俺だけの姫」



ﾁｭｯ



深澤「オイオイオイオイっ！！」

阿部「すぐキスをすなっ！！」

岩本「ラウールがいるのっ！！」



別れ話ドッキリは

SixTONESまでも巻き込んだ大騒動になったが

これをきっかけに俺とAの絆が更に深まったような気がした。



あ、圧力鍋はちゃんといただきました←



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