【文スト】 いただきます、したら 『うずまき』 にいました。 にっ！

その71　『その手は本当にパーだったのか』 ページ24

絵に描いたような澄んだ青空。

雲一つなく、太陽が比較的きれいな校舎を照らしている

いつも通りの制服に身を包んだ私は、友達とのランチタイムを愉しんでいた。



しかし

会話までがいつも通り、というわけではもちろん無く。



「Aってさ〜彼氏いるの？」



いきなり爆弾発言をぶち込まれた


お陰で口に入っていたおうどんさんに蒸せる羽目になったよ…




『ごほっ！？ え！？ 何急に！？』



『彼氏』だなんて、今の自分には縁のなさすぎる単語であり、これからも関わることはないだろう



そんな単語をいきなり言われたもんだから目が口から飛び出そうになったよ



「いやぁ…！ この前、 長身イケメンといちゃついてるAを見たんだけど…」



目の前の友達の話によると、とある喫茶店から出てくる私と長身イケメンの姿を目撃したらしい。



『…ん？ 当たり前だけど全くそういうのじゃ無いんだわぁ』



太宰さんとは最近知り会ったばっかだしね



「でも、 なんか腕組んでたし」


『脇腹チョップしてた時のことかな』


「周りの人も空気読んで何処かに行ってたし」


『面倒事に関わりたくなかったんだね、 いい判断だ』


「…」


『…』


「あ、 頭ぽんぽんしてたじゃん？？」


『その手は本当にパーだった？』


「…で、 でもイケメンならいいよねうん。 今度紹介してよ！」


『自 殺癖あるけど？？』


「もう救いようがねぇ」



前は「そこが好きすぎる！！」って言ってたのに…

すごい変わりようだな





結論

アニメキャラはリアルにいると受け入れられる可能性は低い。

やっぱり、二次元だから許される事があるんだね(遠い目

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