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ワスレナグサ ページ5

ワスレナグサ


あなたはワスレナグサの花言葉を


知っていますか?


ワスレナグサの花言葉は


「私を忘れないで」


そんな儚い花言葉


これはそんな物語


○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


ー11歳の春ー


花畑にて


緋彩「見て見て!齋!

綺麗な花だね!」


そう言って緋彩が見せたのは


アネモネ


アネモネの花言葉は....


緋彩「これ齋にあげる!」


アネモネを差し出す緋彩


それでも


たとえ知らないとしても


受け取りたくない


認めてしまうから


齋「いらない」


そうきっぱり断った


緋彩「ええっどうしてよ〜

綺麗でしょっ?」


齋「ほかのならいいよ」


すぐに笑顔になる緋彩


緋彩「えっとーじゃあこれ!」


差し出した花は





菫の花言葉は....


「小さな幸せ」か


まあいっか


齋「もらってやるよ」


緋彩「齋ってなんでも知ってるよね!

花言葉はなんで知ってるの?」


齋「1600年間も生きてっと暇なんだよ」


人間にすると16歳くらいだ


そして人はあやかしを忘れる


長い間の中で忘れてしまうんだ


だから


齋「じゃあお前にはこれやる」


そう言ってワスレナグサを


あげた


小さな小さな花だ


緋彩「これちいさいね

でもかわいい。ふふっこれは

どう言う意味?」


言わねーよ、そう言ってそっぽを向いた


緋彩「私知ってるよ

齋が言わないのって大抵は意味があるんでしょ

教えてくれないとわかんないよ」


そう言ってすねる緋彩


俺はそんな緋彩を抱きしめた


緋彩「!」


齋「お前は....俺を忘れる?」


情けない声だ


自分でも思う


緋彩「どうしたの?」


齋「人は....あやかしを忘れる....

お前も俺を忘れる....?」


緋彩が俺を抱きしめ返してくれた


緋彩「そんなことないよ

私齋が大好きだもん

だから忘れたりなんかしないよ

ずーっと一緒にいよっ」


そう言って笑う緋彩


やっぱり思う



















































俺は緋彩が好きだと


恋愛感情として


緋彩が好きだと

ヒマラヤユキノシタ→←ニコチアナ



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作者名:りんご | 作成日時:2014年7月31日 22時

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