5話 ページ6
神尾said
女性「じゃあ、私から言いますね。改めてまして、ピアニストの花井零って言います。主にYouTubeでピアノの動画を上げています。特技は、ピアノです。よろしくお願いします。」
ピアノ?動画?待ってよ‥あっ!
「まさか、Rayさん?」
花井「そうです。」
じゃあ、俺が聞いてたピアニストさんって花井さんだった事?!まじか‥
「俺、花井さんのファンなんです。駅で初めて聞いた時、惚れたんです。」
花井「あ!あの時の」
「そうです。」
まさか、ここで会えるなんて思わなかった。それに嬉しい自分がいた。
駒田「ちょっと、神尾さん。神尾さんだけ、話してるのずるいですよ。僕もお話したいのに」
「えっ…あっ。ごめん。つい、盛り上がって。」
駒田「もう‥ほら、僕らも自己紹介しましょう。」
「そ、そうだね。えと。神尾晋一郎って言います。声優をやっています。特技はマジックです。よろしくお願いします。」
駒田「駒田航です!神尾さんと同じ、僕も声優をやっています!趣味はカメラです。よろしくお願いします。」
花井「駒田さんと神尾さんは声優さんだったんですね。」
「そうです。」
それから、花井さんとたくさんお話をした。気がついたら、午後の収録が始まる時間になりかけていた。
神尾「やば?!もうすぐ収録始まるじゃん⁉」
駒田「えっ?!」
急いで荷物を準備をした。
花井「お金は私が払いますから、そのまま行ってください。」
「えっ‥でも、それじゃあ。花井さんに迷惑じゃ‥」
花井「いえ、大丈夫ですから。」
神尾「す、すみません。また、会えたらお返しします!」
駒田「マスター、ご馳走さまでした!」
マスター「気ぃ付けてな」
そのまま、追い急ぎで収録現場に向かった。今度、花井さんにお礼言わなくちゃ。
一方その頃
マスター「いってしまったな」
花井「そうですね。間に合ったかな…」
マスター「大丈夫だと思うよ。」
花井「そうだと良いですが」
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作者名：アーシェ | 作成日時：2021年2月3日 21時
