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工藤邸で過ごすのは今日で3日目だ



ひたすらピアノを弾いた



電話が鳴った



A「もしもし、ベルモット」



ベルモット「あなた、今どこで何してるの?
バーボンが連絡が通じないって困っていたわよ」



A「バーボンは私のお世話係クビにして」



ベルモット「何があったのよ」



A「ベルモット全部知ってたんじゃないの
私の両親の事件だって知ってるでしょ
それに彼が公安の人間だって知ってたんじゃない?」



ベルモット「まあ、そうだけど
でも、バーボンは公安の人間だけど信用してもいいと思うわ
バーボンなら事件を解決できると思うわよ」



A「どうでもいい
とりあえずしばらくバーボンに会うつもりないから」



私は電話を切った



そしてある場所に向かった



両親の事件以来行くことのなかった別荘跡地



全てが撤去されて何もなかった



枯葉が踏まれる音がした



振り向くとバーボンがいた



私は何も言わず彼の隣を通って帰ろうとした



バーボン「待ってください」



腕を掴まれた



A「何も話すことはないわ」



バーボン「公安の潜入捜査官だったことを黙っていたことは謝ります
でも、あなたの両親の事件を調べるといったのは嘘じゃありません
ちゃんと調べました
あなたの両親を殺した公安官は別の組織に潜入中命を落としています
その程度の人間だったんです
あなたが恨むべき相手はもういないんです」



A「いない?いないならいないでいいわ
やつは公安の人間だったことに違いない
やつがやったことを隠蔽したのは公安全体ででしょ
私にとって恨むべきは公安なの
幼い頃からずっと両親を殺された恨みを背負ってきたんだから、今更そんな関係者1人が死んだくらいで私の恨みは終わらない!」



バーボン「なら、僕を殺せばいい
僕は公安の人間です」



バーボンがトカレフを渡してきた



わたしはバーボンに対して一発発砲した

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作者名:篝火 | 作成日時:2019年3月11日 15時

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