四十三話「・・・」 ページ44
〜???side〜
?「・・・ざっけんじゃねぇ黒霧・・!」
その怒鳴り声と一緒に、酒瓶が割れる音が薄暗い店内に響き渡った
黒霧「はぁ・・・いい加減落ち着きなさい
蛇蝎「・・・落ち着けだ!?一体誰のせいだと思ってんだ!あいつからグレイを連れ戻せる絶好の機会を・・・テメェは・・・!」
?「ハハ、すげえ荒れよう」
怒りが収まらない焔が黒霧に怒鳴っていると、顔や体のいたるところに手のような物をつけた細身の男が愉快そうに笑いながら入ってきた
蛇蝎「うっせえ弔・・・俺は今こいつのせいで頗る機嫌悪ィんだよ・・・」
死柄木「どんだけご執心なんだよお前・・・そのグレイってやつにさぁ・・・」
蛇蝎「うっせえっつってんだろうが・・・。大体・・・マジであと少しだったのに・・・!手の届くところにいたのに・・・!」
焔は悔しさから血が出るのではと思うほど強くこぶしを握り締め、
すると・・・
?『そうかっかするんじゃない、焔』
突然店内に置かれたテレビの画面からそんな声が聞こえた
?『気持ちは分かるが、過ぎてしまったことをいつまでも引きずるのは良くない事だ。何、まだチャンスはいくらでも巡ってくる。焦ることはないさ。今回がダメだったのなら次はうまくいくようにすればいい』
そう諭すような声に、焔は黙って耳を傾けるが、あまり納得いかないのか舌打ちをして頭をガシガシと雑に掻いた
蛇蝎「・・・・・・・・・チッ、あ゛ぁ〜わーたよ・・・
・
・
・
・
・
・
“親父”・・・」
?『そう、それでいい。必ず
何せ彼女は・・・
我々にとっても、蛇蝎 焔にとっても“大切な存在”なのだから・・・
【一章終了】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 685人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
時雨花*(プロフ) - 全くですよね。「こいつ空気読めねえのかよ全く」とか言われるのって心臓に突き刺さるものがありますもんね〜(-ω-) (2017年10月29日 23時) (
レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
哀流 - 受け付けの方お話が早いですねぇ！将来は空気が読める人になりたいです (2017年10月29日 23時) (レス) id: f3d50ceb36 (このIDを非表示/違反報告)
時雨花*(プロフ) - 夏休みなのに夏休みじゃない・・・・ (2017年8月1日 21時) (レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
時雨花*(プロフ) - 私は秘密の部屋が好きです!!あとコメントありがとうございます! (2017年4月19日 7時) (レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
汐(プロフ) - 某魔法少年にふおおお！！ってなりました((良いですよねぇ、私はアズカバンが一番好きです！この作品大好きです！夢主ちゃんがドストライク過ぎて...((更新楽しみにしてます！無理は為さらずにしてくださいね！ (2017年4月18日 0時) (レス) id: c3db11d6ec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
