四十二話「西神：オリジン」 ページ43
オ「・・・それと、西神少女」
貴「ん?」
オ「・・・昨日は助けられなくてごめん・・・。私が近くにいながら、すぐに気づいてやれなかった・・・。もっと早くに気づいてやれていればこんなことにはならなかったのかもしれないのに・・・。本当に申し訳ない」
いつの間にかトゥルーフォームに戻ってしまっていたオールマイトは、私に頭を下げながらそう言った
貴「・・・止めてくれよオールマイトさん」
あたしは・・・あんたのそんな顔なんて見たくないんだから・・・
そんな、悲しそうな顔をされると、どうしようもなく胸が痛くなる
それと同時に、彼にこんな顔をさせてしまった自分にどうしようもなく腹が立ってしまう
貴「もう過去のことなんだ。今更気に病んだってしょうがないだろ?それに、あんたにはそんな顔よりもいつもみたいな馬鹿笑顔の方が似合ってんだから。ほらその辛気臭い顔止めた止めた」
あたしはそんな自分の思いを振り払うように手はパンパンと叩いてオールマイトさんにそう言った
すると、「・・・本当に君ってやつは」と苦笑された。解せん←
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その後、オールマイトは二時ぐらいに病室を出て、その一時間後ぐらいにいっちゃんたちがお見舞いに来てくれた
そんで、あたしは二人に昨日のことでめっちゃ怒られた
おまけに、必死に隠してたクスリのこともオールマイトさんが暴露したせいで、主に爆ちゃんに「何でそんな大事なことずっと黙ってた!」ってブチ怒られた・・・
あれは結構本気で怖かったっす←
・
・・・今回の事件のせいで、あたしはいっちゃんたちに心配をかけてしまった
誰もいなくなった病室で、あたしはずっとそのことを反省していた
それと同時に、雄英にはいってみようかという気にもなった
勿論、ヒーローになりたいだなんて思っちゃいない
第一あたしは、今自分の持ってるものを守るのだけで精一杯だ
そんな奴が、ヒーローになってもどうしようもないだろ?
でも、あたしはもういっちゃんたちにあんな悲しそうな、苦しそうな顔させたくないんだ
もし雄英が、そのための力をくれるなら、あたしは雄英に行くとしよう
そう考えにいたり、あたしはスマホに手を伸ばした
・
そう言えば言い忘れていたけど・・・
これは、あたしが雄英に入って、いろいろな経験を積み重ね、そして・・・
・
“隠された真実”を知るまでの物語だ
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時雨花*(プロフ) - 全くですよね。「こいつ空気読めねえのかよ全く」とか言われるのって心臓に突き刺さるものがありますもんね〜(-ω-) (2017年10月29日 23時) (
レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
哀流 - 受け付けの方お話が早いですねぇ！将来は空気が読める人になりたいです (2017年10月29日 23時) (レス) id: f3d50ceb36 (このIDを非表示/違反報告)
時雨花*(プロフ) - 夏休みなのに夏休みじゃない・・・・ (2017年8月1日 21時) (レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
時雨花*(プロフ) - 私は秘密の部屋が好きです!!あとコメントありがとうございます! (2017年4月19日 7時) (レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
汐(プロフ) - 某魔法少年にふおおお！！ってなりました((良いですよねぇ、私はアズカバンが一番好きです！この作品大好きです！夢主ちゃんがドストライク過ぎて...((更新楽しみにしてます！無理は為さらずにしてくださいね！ (2017年4月18日 0時) (レス) id: c3db11d6ec (このIDを非表示/違反報告)
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