二十八話「待ち構える悪意」 ページ29
だからすまんね二人とも!!
ボフッ!!!
爆豪「なっ!?」
緑谷「えっ!!?」
あたしは、爆ちゃんの手から逃れるため、最近習得したばかりの、“
説明しよう!
【小虎化】
文字通りの能力で、手乗りサイズの白虎になります
見た目的には虎というより子猫ですが・・・
因みに、この技使うときだけ何でか知んないけど謎の白い煙が立ちます。漫画かよ←
そんな訳で、小虎となって爆ちゃんの手から解放されたあたしは、爆ちゃんが奪った脅迫文を奪い返してそのまま猛ダッシュで少し開いたままになっていた玄関のドアから逃げ出した
なんか後ろから「待てやゴラーー!!」って感じの怒鳴り声が聞こえてきたけどスルーするスタイルで走り続ける
貴「ッケホゲホゲホ」
っはぁ・・・つらい・・・
咳き込む度にアスファルトの道路が赤く染まっていく
これじゃ・・・あの手紙を奪った意味ほとんどないじゃんか・・・
爆ちゃんいっちゃんが追いかけてこれないように・・・これから起こるであろう何らかの面倒ごとに巻き込まれないようにって・・・少なくともそう考えてたんだけどなぁ
貴「(・・・てか、なんでクスリも奪わなかったよ自分)」
第一、朝の時点で飲んでればここまで焦ったりはしなかったはずなのにクソ・・・!
数時間前の自分の行動を恨みながらも、あたしは犯人に指定された多古場海浜公園北口まで向かっていった
・
・
・
〜No side〜
?「なかなか来ませんね・・・」
?「・・・いや、もうそろそろで来る。もう少し待ってろ“黒霧”」
まだ日が出ているというのに人気のない海浜公園
その中でもさらに人目がつかない北口に、謎の人影が二つあった
一人は、体が黒い靄のようなもので覆われたスーツ姿の男
そしてもう一人は・・・顔を隠すためか、まるで狐のようなお面をつけた男だ
?「・・・早く来いA・・・。テメェの本当の居場所はここじゃねェことを教えてやる」
狐面から覗く彼の目は、まるで憎しみしか見えていないといったような・・・深く、どこまでも暗い・・・
“青色”だった
二十九話「今僕にできることを」→←二十七話「十五歳の老婆心」
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時雨花*(プロフ) - 全くですよね。「こいつ空気読めねえのかよ全く」とか言われるのって心臓に突き刺さるものがありますもんね〜(-ω-) (2017年10月29日 23時) (
レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
哀流 - 受け付けの方お話が早いですねぇ！将来は空気が読める人になりたいです (2017年10月29日 23時) (レス) id: f3d50ceb36 (このIDを非表示/違反報告)
時雨花*(プロフ) - 夏休みなのに夏休みじゃない・・・・ (2017年8月1日 21時) (レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
時雨花*(プロフ) - 私は秘密の部屋が好きです!!あとコメントありがとうございます! (2017年4月19日 7時) (レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
汐(プロフ) - 某魔法少年にふおおお！！ってなりました((良いですよねぇ、私はアズカバンが一番好きです！この作品大好きです！夢主ちゃんがドストライク過ぎて...((更新楽しみにしてます！無理は為さらずにしてくださいね！ (2017年4月18日 0時) (レス) id: c3db11d6ec (このIDを非表示/違反報告)
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