二十七話「十五歳の老婆心」 ページ28
だけどまぁ・・・
これを書いた奴は一体なんでこんなことを知っていたんだ?
クスリのことはオールマイトしか知らないはずなのに・・・
貴「(・・・もしや、クスリの複製に携わってるところから情報とったとか?)」
・・・・いやなんで?そんな必要なくない?
何でたかが中学女子生一人のクスリの情報とらなくちゃいけないん?物好き?
貴「・・・ゲホゲホ」
ってその前にこれ飲まなきゃ―――
爆豪「さっきからコソコソ何やってんだ」
貴「あ」
・・・・・・やばっ。手紙とクスリ取られた←
貴「
突然咳が出そうになり、咄嗟に手で口元を覆った
ポタポタ・・・
貴「！」
すると、口元を覆った手の隙間から赤い液体が数滴滴り落ちて、フローリングの床に赤いシミを作った
それを見たあたしは、一瞬固まった
貴「(あぁ!やべやべやべっ!!)」
クスリの効果切れやがったよクソ!!
あたしは床の血を、二人に気づかれる前にパジャマの袖でささささっと拭いた
幸いにもあたしの寝巻の色は黒で、拭いても血の色が目立たない
ついでに手についた血も適当にパジャマでふき取って処置完了
ふぅ〜・・・危ない危ない。こんなん見られたらどうなっていたか―――
貴「・・・ﾁﾗｯ」
爆豪「・・・」(ジー
緑谷「・・・」(固
貴「・・・・・・・さ〜て、
あたしはフラッとしながらも爆ちゃんたちの横を通ってリビングを出ようとした
((がしっ!
・・・てまぁ、普通に考えて無理ですよね(遠い目
爆豪「おい、さっき何拭き取った」
貴「・・・ト、トマジューです」←
緑谷「Aちゃんトマトアレルギーでしょ?」
貴「・・・ﾊｯ!」
いっちゃんの突っ込みで自分の失言に気づいた
しまったそうだった・・・あたしトマトダメだったんだ
何年も食べてないから忘れてた・・・←おいおい
貴「(やっべ・・・これどう回避すればいいんだよ)」(汗
なんか、いつもならビビりながらも止めに入ってくれるいっちゃんなのに今回は黙ったままあたしの次の言葉を待ってるし・・・
いや、別に死ぬことなんてこれっぽっちも怖くないんだよ?
どっちみち後2ヶ月で死ぬ訳だし・・・
・・・・それでもさ
この二人に心配なんて余計なものかけたくないんだよこっちとしては・・・
二十八話「待ち構える悪意」→←二十六話「Threatening letter」
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時雨花*(プロフ) - 全くですよね。「こいつ空気読めねえのかよ全く」とか言われるのって心臓に突き刺さるものがありますもんね〜(-ω-) (2017年10月29日 23時) (
レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
哀流 - 受け付けの方お話が早いですねぇ！将来は空気が読める人になりたいです (2017年10月29日 23時) (レス) id: f3d50ceb36 (このIDを非表示/違反報告)
時雨花*(プロフ) - 夏休みなのに夏休みじゃない・・・・ (2017年8月1日 21時) (レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
時雨花*(プロフ) - 私は秘密の部屋が好きです!!あとコメントありがとうございます! (2017年4月19日 7時) (レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
汐(プロフ) - 某魔法少年にふおおお！！ってなりました((良いですよねぇ、私はアズカバンが一番好きです！この作品大好きです！夢主ちゃんがドストライク過ぎて...((更新楽しみにしてます！無理は為さらずにしてくださいね！ (2017年4月18日 0時) (レス) id: c3db11d6ec (このIDを非表示/違反報告)
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