二十二話「シンデレラの経緯」 ページ23
〜爆豪side〜
爆豪「ただいま・・・」
爆豪母「あ、丁度いいところに!」
家に帰ってそうそう、ババアが大きな声でリビングの方から出てきた
爆豪母「今パウンドケーキ作ったからAちゃんに持ってってあげて」
爆豪「はぁ!?なんで俺が!自分で行けやクソババア!!」
爆豪母「誰がクソババアだコラ!!この前アップルパイ貰ったでしょ!そのお礼に持っていけ!」
爆豪「だからなんで俺が行かなきゃいけねんだよ!!第一あいつ今風邪ひいてんだよ!」
爆豪母「あら、なら丁度いいじゃんか。見舞いも兼ねてさっさと行ってこい!!」
そう言ってババアは俺にバッグを押し付けて強制的に家の外へと押し出した
・・・ふっざけんなよこのクソババア!!!!
爆豪「くそっ!こうなったらさっさといっ・・・て・・・・・・・・・・・・・・・」
一瞬、無意識のうちに視界に入ったバッグのせいで脳が完全にフリーズした
だが、すぐあのクソババアへの怒りと共に我に返った
爆豪「おいババアーーー!!!何でシンデレラのバッグなんだゴラァァ!!!!!!」
俺は玄関のドアブッ壊す勢いで叩きながらババアに向かって怒鳴った
よくみてみれば、ババアが押し付けてきたバッグは、ガキの頃行ったディズニーでババアが「これ可愛い!」とか抜かして買っていた、シンデレラの絵が描かれた可愛い感じのバッグだった
マジでふざけんなよ!!これ持って反対方向にあるAん家までいっけってのか!!?
爆豪「せめてほかのやつにしろや!!ブッ殺すぞそババア―――ガッ!?」
突然少し扉が開いたかと思えば、相当な勢いのついた何かが俺の顔面にヒットしてきた
爆豪母「ウッセんだよ勝己!!ご近所迷惑＆ドア壊れんだろうが!!!」
爆豪「あ゛ぁ!?もとはと言えばテメェが悪ィんだろうが!!それと鍋投げてくんじゃねェ!!」
痛ェだろうが!!と怒鳴りながら俺はババアにめがけて鍋を投げ返した
だがババアはそれを片手で軽々とキャッチしやがった
爆豪母「お前がさっさと行ってれば今頃鍋だって夕飯の材料煮込んでたわ!!いいからさっさと行ってこいや!それとも何か?会うの恥ずかしくていけないのか?え?」(ﾆﾔﾆﾔ
爆豪「んな訳ねぇだろ!!?・・・あ゛ぁクソッ!!帰ったらぜってぇブッ殺す!!」
俺はシンデレラの絵が見えねぇよう脇に抱え込んで、そのままAん家まで全速で走った
.
・・・までは良かったのにッ
爆豪「あ!?何でデクがいんだよ!?」
緑谷「え!?か、かっちゃん!?」
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時雨花*(プロフ) - 全くですよね。「こいつ空気読めねえのかよ全く」とか言われるのって心臓に突き刺さるものがありますもんね〜(-ω-) (2017年10月29日 23時) (
レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
哀流 - 受け付けの方お話が早いですねぇ！将来は空気が読める人になりたいです (2017年10月29日 23時) (レス) id: f3d50ceb36 (このIDを非表示/違反報告)
時雨花*(プロフ) - 夏休みなのに夏休みじゃない・・・・ (2017年8月1日 21時) (レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
時雨花*(プロフ) - 私は秘密の部屋が好きです!!あとコメントありがとうございます! (2017年4月19日 7時) (レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
汐(プロフ) - 某魔法少年にふおおお！！ってなりました((良いですよねぇ、私はアズカバンが一番好きです！この作品大好きです！夢主ちゃんがドストライク過ぎて...((更新楽しみにしてます！無理は為さらずにしてくださいね！ (2017年4月18日 0時) (レス) id: c3db11d6ec (このIDを非表示/違反報告)
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