二十一話「好きなものを・・・」 ページ22
〜緑谷side〜
緑谷「ただいまー!」
緑谷母「あら出久、おかえり。今日もトレーニングするの?」
緑谷「うん。でもその前にAちゃんのお見舞いに行こうかなって」
緑谷母「？Aちゃん風邪でも引いたの?」
緑谷「うん、そうみたいなんだ」(苦笑
緑谷母「そう・・・なんか心配ね。あ、そうだ出久」
お母さんは何か思い出したようにエプロンのポケットから何かを取り出した
緑谷「?なんで千円札?」
僕は一瞬、お母さんが渡してきた千円札の意味が分からなかった
が、すぐお母さんが「お見舞いに行くならこれで何か買ってあげて?この前おいしいアップルパイ貰ったし、お返しもかねてね」と説明してくれた
え・・・えっ、でも待って!
緑谷「僕っ、女の子にプププレゼントとか送ったことないし・・・・ッ、何買ったらいいか分かんないんだけど!」
緑谷母「ふふふ、そんな深く考えなくってもいいのよ。Aちゃんが好きなものとか、そういうものを買ってあげたらいいんじゃないかしら?」
Aちゃんの・・・・好きなものか・・・
緑谷「・・・分かった!じゃあ着替えたら行ってくる!」
緑谷母「くれぐれも車とかには気を付けてね!」
緑谷「うん!」
僕はオールマイトとの約束もあるため、急いで動きやすい服に着替えて家を飛び出した
緑谷「・・・そういえば、あのヘドロの時のお礼もまだしてなかったっけ・・・」
僕は商店街を歩きながらふとそんなことを思い出した
もし・・・あの場でAちゃんが入ってきてくれなかったら・・・僕はどうなっていたか・・・
そう考えると、今でも少し怖くなる
緑谷「(ダメだダメだ!!そんなネガティブ思考は!!)」
僕だって・・・いつまでも守られてるわけにはいかないんだ
Aちゃんやかっちゃん・・・とまではいかなくたって、せめて二人の足を引っ張らないように・・・強くならなきゃ!
緑谷「はっ!いけない、早くチーズケーキ買わなきゃ!」
僕は急いで近くのケーキ屋に寄って、Aちゃんとの約束だったチーズケーキを買い、事前トレーニングもかねてAの家まで走って向かった
・
そこまではよかったんだけど・・・
爆豪「あ!?何でデクがいんだよ!?」
緑谷「えっ!?か、かっちゃん!?」
なにやら、可愛らしいディズニーのシンデレラの絵が描かれたバッグを持ったかっちゃんと遭遇してしまった←
・・・え・・・待って?
かっちゃん何そのバッグ!!!?(汗
二十二話「シンデレラの経緯」→←二十話「結局は心配なんです」
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時雨花*(プロフ) - 全くですよね。「こいつ空気読めねえのかよ全く」とか言われるのって心臓に突き刺さるものがありますもんね〜(-ω-) (2017年10月29日 23時) (
レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
哀流 - 受け付けの方お話が早いですねぇ！将来は空気が読める人になりたいです (2017年10月29日 23時) (レス) id: f3d50ceb36 (このIDを非表示/違反報告)
時雨花*(プロフ) - 夏休みなのに夏休みじゃない・・・・ (2017年8月1日 21時) (レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
時雨花*(プロフ) - 私は秘密の部屋が好きです!!あとコメントありがとうございます! (2017年4月19日 7時) (レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
汐(プロフ) - 某魔法少年にふおおお！！ってなりました((良いですよねぇ、私はアズカバンが一番好きです！この作品大好きです！夢主ちゃんがドストライク過ぎて...((更新楽しみにしてます！無理は為さらずにしてくださいね！ (2017年4月18日 0時) (レス) id: c3db11d6ec (このIDを非表示/違反報告)
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