突発的ですが、アイドル始めてみたんですよ。 【 黒バス 】

12.笠松くんのレコーディング ページ19

-笠松 side-



笠松「おはようございますー」



『おはようございます、笠松さん!』




午後3時。



俺は、ソロ曲のレコーディングのためスタジオへ向かう。






『笠松さん、数週間後にはソロコンですね!!』



コイツは、俺のマネージャーの新橋。




笠松「ああ。今からすげえ楽しみなんだ」




新橋「俺もボックス席から見てますからね!!!」




笠松「おう!!森山じゃねえが、俺の活躍を見てろよ!」




新橋「っはは!!(笑)本当に、森山さんみたいですね!!」




笠松「やめろ!!俺があんな奴と同じとか無理だわ、シバくぞ!!!」





.


.


.





-某スタジオ-




笠松「おはようございまーす」



「「「おはようございまーす!!」」」




スタッフが忙しそうに準備しているのを見て、すぐに俺はメインブースへ向かった。








笠松「今日は、よろしくお願いします」





『こちらこそ、よろしくね。私は、萩元琉生。
今日、笠松くんのレコーディングエンジニアを務めさせていただきます』




笠松「はい!お願いします!!」







.





淡々とレコーディングは進んでいきサビに入る。





笠松「―――Re start!踏み出してけ 明日なんか待ってられるかよ
イチニのサンで 昨日今日と蹴飛ばして」





今回のこのソロ曲は、自分自身で演奏したもの。


愛用しているアコギじゃなくて、エレキの方な。








笠松「―――俺はココに居るんだ。声を上げて今、存在表明(存在を示せ)」









そして、中高の俺を描いたような詞を自分で書いた。





.




.




.







レコーディングは、思ったより長引いた。





"もう少し高めで"とか"もっとココは気持ちをぶつけようか"



有名で腕の良いレコーディングエンジニアなだけあって結構厳しかったけどな。








気が付けば辺りは真っ暗。








レコーディングスタジオを出ると、そこに居たのは見慣れた4人。






「「お疲れ様、幸男」」





嬉しいっちゃ嬉しい。




けどな、何で森山は舞台衣装のままなんだ。←

13.宮地兄弟が、アイドルになる。→←▼　新グループの設定

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す