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泣きじゃくる知念の背中をゆっくりさすってあげた
知「…勝手に気持ち悪いよねごめんね涼介」
涼「ううん何で?俺も知念のこと好きなんだけど」
知「…変な励ましやめてよ」
涼「本当に好きだよ」
知「じゃあその好きはきっと僕とは違うジャンルの好きだから…」
なんで信じてくれないの?俺だって知念に負けないくらい…いや知念よりもっとずっと好きなのに
涼「好きだっつってんだから素直に気持ち受け取っとけよばか知念」
そう言い言葉で通じないならって知念の唇にキスを落とした
知「えっ」
涼「これでも知念とは好きのジャンルが違うって言うの?」
知「へ…」
涼「言っとくけどね、俺の方が知念のことよっぽど好きだからな?今みたいな優しいあまっちょろいキスじゃ全然足りねぇし、いつまでもいい顔してなんかしてられないんだよね」
今まで知念にしてきた態度、表情が全部嘘だとは言わない
でも正直少し無理してた時もあった
感情を押し殺して知念に優しくしてきた
それももう限界だよ
知「…本当に僕のこと、?」
涼「ああ好きだよ」
知「…涼介、どうしよう両思いだなんてそんなの考えたこと無かったから僕どうしたらいいか分からないよ、」
もう何だよそれ、可愛すぎるにも程があるだろ
涼「そんな可愛い顔してアイドルやってるくせに自信なかったの?」
知「あるわけないじゃん…」
涼「こっちはずっと知念のすることすることで一喜一憂してたってのに」
知「わかんないもんそんなの」
涼「じゃあもしかしてLoved oneって俺のために書いたの…?」
知「…そうだって言ったら引く?」
涼「んなわけ笑 すんげぇ嬉しい、ずっと誰のために書いてたんだろうって知念にこんな想われてるやつは幸せだなって思ってたから」
知「涼介のことだよ」
そう言ってふわっと俺に抱きついてきて
知念の甘い香りが俺の鼻を掠めた
涼「俺ら両片思いってやつだったんだね」
知「りょう、かたおもい?」
涼「二人とも好き通しだったのにそれに気づかないで片思いし続けてたってこと」
知「…両片思いって言うんだ」
涼「んーまーもうそんなのどーでもいー知念と両思いになれたんだから幸せすぎてなんも頭入ってこねーわ!笑」
どれだけ夢見てきたことだろうか
一生知念となんか結ばれるわけないと思ってたのに
…けど目の前にいる知念がこんな可愛くて好きって言ってくるんだから…夢じゃないんだよね?
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なつほ(プロフ) - 続編見たいです!Twitterの小説も占いツクールの小説も読んでます!こんな素晴らしい小説が書けて羨ましいです!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2018年9月25日 20時) (レス) id: 02ed2f7930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ponmu | 作成日時:2018年9月18日 18時