【殺戮の天使】鎖ノ少女

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:4,398 hit

『ハイ、御通行中の紳士淑女の皆様方』

『御用と御急ぎのない方は、是非ともこちらの見世物一座まで
　お立ち寄りになりまして、世にも怪奇で奇妙な芸を、サア、人目ご覧あれ』

『どうぞこちらへ、お代はアトアト入るはタダ、ハイ、寄つてらつしゃゐ、見てらつしゃゐ』

見物と洒落込んでゐた一人の紳士、鞭打たれた自動人形へと手を伸ばす
その指先をしとどに濡らすは錆びた香りの真紅の涙

まなこを見開き息を呑む紳士に白衣の男はにいつと三日月に笑ひ歌ふ

「たゞの機關人形とは出来が違ふのであります
　涙も流せば血も流す、自動人形(ｵｰﾄﾏﾀ)は***製」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
どうも懲りずに戒実です。

今度は、どハマリしてしまった『殺戮の天使』というホラーゲームの小説を書かせていただきます。

大体は原作よりです。

更新速度は遅いですが大目に見てください。

追伸*名前はカタカナ推奨。
　苗字固定です。執筆状態：連載中