鬼ごっこ�� ページ3
A｢オルトくん！！イデアくんはどこ！？｣
オルト｢兄さんは…あれ、いない！｣
A｢やっぱり逃げ足早いなあ…｣
オルト｢僕に任せて！…自動追尾システム起動中…データ照会中…うん、兄さんは西に100m進んだところの森にいるよ！｣
A｢なにその機能！？すごい！！｣
オルト｢A･ラヴィーネさん、飛行術は使える？｣
A｢もちろん！｣
オルト｢わかった！僕は兄さんを南西方向の道から追いかけるから、A･ラヴィーネさんは飛行術で追いかけてくれる？｣
A｢了解！箒を確保でき次第すぐに向かいます！｣
オルトくんに的確な指示を貰い、私は意気揚々と箒を取りに向かった。
A｢ほうきほうき…あ！倉庫発見！｣
なんとも都合のいい場所に倉庫を見つけ、急いで扉を開ける。
A｢よし！！箒ゲット！…待ってなさい！絶対捕まえてやるんだから！｣
誰にともなく宣言し、勢いよく地面を蹴って宙に浮いた。
いつになく軽快なスピードで箒を飛ばし、イデアくんの姿を探す。
…いや、4秒足らずで見つかった。
A｢イデアくんったら髪の毛燃えてるんだもん！すぐわかっちゃう！｣
イデアくんを見つけた喜びから、思わず笑みが浮かぶ。
A｢オルトくんには悪いけど先に捕まえちゃうよ！！待てー！！！｣
狙いを定め、勢いよくイデアくんのいる方向に向かって突っ込む！
イデア｢…｣
A｢さあ、私の勝ち…｣
イデア｢…召喚っ！！！｣
A｢へっ！？…わぷっ｣
勝利を確信した矢先、私はモフモフとした物体に顔から突っ込んだ。
気持ちいい。
…じゃなくて！
A｢ぷはぁ……もう！何よこ…れ…｣
…ｸﾞﾙﾙﾙ…
A｢…｣
…ｳｩｩ…
A｢…｣
私に向けて牙を剥き、唸り声を上げているのは…
3つの頭を持つ大きな犬…のような怪物だった。
…怪物は少しずつ近づいてくる。
…。
A｢ぎゃーーーーーーー！！！！！！！！？｣
とりあえず私は逃げ出した。
バルガス先生が見れば確実に褒め称えてくれるほどの速度で。
そうするほかなかった。
イデア｢フヒッ…拙者の召喚術を見くびってもらっては困りますぞ…A♡｣
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橋本アリィちゃん - 初コメ失礼します！とても面白かったです！もし続編があるのなら、続きを楽しみに待っています！(*´ω｀*) (2022年9月22日 13時) (
レス) @page21 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - ゑ、好きです (2022年5月25日 11時) (レス) @page20 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 私イデア一推しなんです！嬉しいです。ありがとうございます。続き待ってます！！！ (2021年11月25日 17時) (レス) @page21 id: c9bcda61dc (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ - イデア好きだからほんとに嬉しいです！！ (2021年11月20日 1時) (レス) @page21 id: 679ca7ee4a (このIDを非表示/違反報告)
輪廻 - ドストライク過ぎて涙が…作者さんマジで天才…これからも応援してます (2021年10月25日 20時) (レス) @page21 id: 2f3c4feebc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chiffon | 作成日時：2020年12月3日 10時
