オルト･シュラウド ページ1
ﾄﾞｺﾞｫｫｫﾝ!!!!!!
A｢え、ちょっ、なになになに！？｣
イデア｢…まさか｣
突然の爆音に呆然とする私と、何かを察して青ざめるイデアくん。
2人の耳に飛び込んできたのは…
？？？｢兄さん！！！！ここにいたんだね！｣
少し幼さの残る男の子の声だった。
イデア｢お、オルト…その扉…｣
オルト｢兄さんに用があったんだもん！…兄さん、今日も対面授業にタブレットで参加したんでしょ！｣
イデア｢いやっ、その…それは……｣
オルト｢もー、トレイン先生が呼んでたんだよ！兄さんったら！｣
A｢…？？｣
突如として現れた男の子による怒涛の質問攻めで、
頭が追いつかない。
イデアくんのこと兄さんって呼んでたよね？
この子はイデアくんの弟？
でも、昔会ったことあったっけ…？
A｢ね、ねぇ、イデアくん｣
イデア｢ん？｣
A｢あの……その子は…？｣
イデア｢ああ、……この子は拙者の弟。オルトだよ｣
心なしか、イデアくんが動揺したように見えた。
一瞬言葉に詰まった感じがした。
でも、本当のことは聞けなかった。
A｢弟…｣
イデア｢…そう。｣
何故なら、イデアくんの瞳の奥が一気に憂いを帯びた色に変わったから。
何となくこれ以上詮索してはいけない気がして、
私はイデアくんの言うことを受け入れることにした。
A｢ごめんね、変な事聞いちゃって。今まで会ったことなかったから……私はA･ラヴィーネ。よろしくね、オルトくん！｣
オルト｢データ取得中…A･ラヴィーネさん。インプットが完了したよ！｣
A｢…？｣
この子、ロボットみたいな話し方するんだなぁ…
いや。
本当にロボットなのかな？
でも、オルトくんのことは詳しく聞かないって決めたんだった。
…それに正直ロボットとか弟とか関係ない。
だって…
A｢かっわいい…………！！！！！｣
この子、めちゃくちゃ可愛いんだもん！！
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橋本アリィちゃん - 初コメ失礼します！とても面白かったです！もし続編があるのなら、続きを楽しみに待っています！(*´ω｀*) (2022年9月22日 13時) (
レス) @page21 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - ゑ、好きです (2022年5月25日 11時) (レス) @page20 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 私イデア一推しなんです！嬉しいです。ありがとうございます。続き待ってます！！！ (2021年11月25日 17時) (レス) @page21 id: c9bcda61dc (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ - イデア好きだからほんとに嬉しいです！！ (2021年11月20日 1時) (レス) @page21 id: 679ca7ee4a (このIDを非表示/違反報告)
輪廻 - ドストライク過ぎて涙が…作者さんマジで天才…これからも応援してます (2021年10月25日 20時) (レス) @page21 id: 2f3c4feebc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chiffon | 作成日時：2020年12月3日 10時
