確信犯 ページ33
使用人｢ジョゼフ様、侵入者が！｣
使用人｢A様が奪われてしまった！...彼女の使用人たちはどこに行った！？｣
使用人｢ジョゼフ様、如何がなされば...｣
慌てふためく使用人たちに囲まれて、鋭く目を光らせる彼。
彼はこんな状況にも関わらず、彼女の今日の様子をじっくり思い出していた。
ダンスのときは目線を合わせてくれなかった。
パーティ中も上の空のようだった。
先程は接触を拒まれたような__
ジョゼフ｢...なるほどな｣
彼は小さくなっていく2人を見ながら答える。
ジョゼフ｢追え。逃がすな__必ず取り返す｣
＊
｢た、高いよ！！｣
ノートン｢絶対に離しちゃダメだからね｣
｢離せないよ！｣
あまりの高さに身体中が震える。
この際今ノートンにお姫様抱っこされているだとか、そんなの気にならないくらいの高さだった。落ちたら死ぬ。絶対に死ぬ！
｢ねぇ、どうして来てくれたの？なんでここが？｣
ノートン｢...そりゃ、長年お世話になってる依頼主に頼まれたらね｣
｢依頼主って誰！？｣
ノートン｢じゃあ僕からも聞くけれど、この5年間僕のこと忘れないでいてくれた？｣
｢....｣
ニコ、と笑うノートンに恥ずかしさがオーバーして顔を逸らす。
ノートン｢僕のこと好きでいてくれたの？｣
｢なんで、それ...｣
ノートン｢依頼主はなんでも知ってるみたいだからね。君が言わないことも全部｣
｢そ、それって__｣
言おうとしたところでノートンが高い場所から一気に地面へと飛び降りる。私を抱えながらも華麗に着地。
ノートン｢さて、行こうか｣
｢ど、どこに！？｣
ノートン｢勿論遠くへ。..."彼ら"も一緒にね｣
私たち目掛けて馬車が走ってくる。
ピッタリと正面で静止して、ノートンが扉を開けた。
イライ｢やぁ｣
｢....｣
そこには、
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怜(プロフ) - やりmathねさん» ありがとうございます...！！なんだかちょっとロマンチックな感じにしたくて...。何度も読み返していただいて嬉しい限りです...！ (2021年8月18日 15時) (
レス) id: 6fe8036f83 (このIDを非表示/違反報告)
やりmathね(プロフ) - しごできイライくんと登場がかっこよすぎるノートンキャンベルの場面が個人的にしんどい(LOVE)ポイントでした………ほんとに何回も読み返してしまうくらい大好きです！！！！ (2021年8月5日 3時) (レス) id: 320b0aeb3e (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - なななさん» なななさん....！ここまでありがとうございました！何度も読み返してもらえるなら書いた甲斐があったと強く感じます！こちらこそこれからもよろしくお願いしますね...！ (2020年4月1日 1時) (レス) id: 6fe8036f83 (このIDを非表示/違反報告)
ななな - 完結おめでとうございます!!ラストめちゃくちゃキュンキュンしましたあ!!これからも応援しまくります!!!!本当に素敵な小説です!!たまに読み返すかも、、、w本当にありがとうございました！ (2020年3月31日 19時) (レス) id: 4864b12ecf (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - erysiaさん» ありがとうございます！その言葉が今後も励みになります...！こちらこそこの作品を見つけていただきありがとうございました！これからもよろしくお願いします...！ (2020年3月26日 8時) (レス) id: 6fe8036f83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜 | 作成日時：2020年1月26日 11時
