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＊
それから俺は髪をバッサリ切った。
親にも頭を下げた。
父親は安心したような顔をして
母親は泣いていた。
その足でそのままAの家へ。
Aの母さんが出て
『やだーーーー！寿くん！またそんな怪我して！
でもそれより、男前になって！！』
と俺の肩をバシバシ叩いていた。
ちょうど良かった。
Aここ最近ずっと元気なくて。
暫くあなた達会ってなかったでしょ。
聞いてあげて。
と言われ、Aの部屋に案内された。
「…A？」
『…寿？…へ？！』
暗い部屋でベッドにうっぷしていたAは俺を見るなり
素っ頓狂な声を出した。
「な…なんだよ…」
目の前に座る。
『…』
何も言わずポロッと涙が溢れる。
その顔を見て思わずAを抱きしめた。
『ふっ。寿だ…。おかえり。』
「ごめん。本当ごめんな…。…ただいま。」
またバスケを始めるよって言葉がなくても
Aには伝わったようだ。
『ねぇ…歯は？』
「お前…まだそれ言う？…今日歯医者も行ってきたよ…」
『良かったぁ』
そう言って涙をためながら笑うAの目尻を拭いた。
「悲しい思いさせてごめんな。
泣かせてごめん…。
もうちゃんとするからさ、これからも俺といて欲しい。」
『…もちろんだよ。
誰だと思ってるの。寿の彼女だよ？』
凛とした顔で言うAが愛しくて思わずキスをした。
「好きだ。Aが大好きだ…。」
『…知ってる。どんな寿も好きだけど
今の寿が1番好きかな。』
それから俺たちは何度もキスをした。
『も、ちょっと…おしまいっ。ね？』
…
『こらっ！ちょ！やっ…』
…
『〜っ。寿っ！下に親いるから！！！』
そこでハッと気付いた。
「あぶねっ！俺また無理やり…！」
『もーう。…次はインターハイ出場決まったらね？』
そう言って服を直すA。
「え…インターハイ決まったらいいのか？」
『ちょっと…何軽々しく言ってるの？
寿が遊び呆けてる２年間
みーんなめっちゃ頑張ってたんだからね？』
た、確かに…
「俺も…これから死ぬ気で頑張るよ。」
『ん。次こそ試合会場で会おうね？』
「おう。…お前も元気ないってさっき義母さんが…。」
『あー…寿とも会えないし、私今副キャプなの。
だから色々とね…まいっちゃって。』
そう力なく笑った。
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葵 - yuiさん» ミッチー身長184cm高一の時より8cm伸びたそうですよ!何より髪を切ったらあんなにハンサムだなんて💘💘 (2023年4月23日 10時) (
レス) @page20 id: b90638a2fa (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - 葵さん、ありがとうございます🫶ミッチー良いですよね！1番人間味があると言うか🥺💜身長も実は180超えと言う🥺 (2023年4月22日 23時) (レス) id: c36d1094cb (このIDを非表示/違反報告)
葵 - yuiさん» 私もミッチー推しなんですよ💕💕💕💕カッコイイですよね✨✨しかも声が低くてイケボ💕💕💕💕 (2023年4月11日 22時) (レス) id: b90638a2fa (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - まるさんありがとうございます！慣れないものですみません…！ (2023年1月25日 13時) (レス) id: 9a45e8c132 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - オリ‘フラ立っちゃってますよ！外したほうが良いと思います｡ (2023年1月8日 22時) (レス) id: d16c4af477 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yui | 作成日時：2022年12月11日 9時
