20 ページ20
｢上を行く者には更なる受難を雄英に在籍する以上何度でも聞かされるよこれぞPlus ultra！予選通過一位の緑谷出久くん！！持ちP1000万！！｣
｢…………｣
｢！｣
｢制限時間は15分振り当てられたPの合計が騎馬のPとなり騎手はそのP数が表示された“ハチマキ”を装着！終了までにハチマキを奪い合い保持Pを競うのよ。取ったハチマキは首から上に巻くこと。とりまくればとりまくる程管理が大変になるわよ！そして重要なのはハチマキを盗られてもまた騎馬が崩れてもアウトにはならないってところ！｣
『よくこんなつらつらと喋れるなぁ……』
｢てことは……｣
｢42名からなる騎馬10〜12組がずっとフィールドにいるわけか……？｣
｢いったんP取られて身軽になっちゃうのもアリだね｣
｢それは全体のPの分かれ方見ないと判断しかねるわ三奈ちゃん｣
｢“個性”発動アリの残虐ファイト！でも……あくまで騎馬戦！！悪質な崩し目的での攻撃はレッドカード！一発退場とします！それじゃこれより15分！チーム決めの交渉タイムスタートよ！｣
｢15分！！？｣
『短いな……』
誰と組めば……ちゃんと面識あるの出久と爆豪位なんだけど……私が一方的に知ってる人はいっぱいいるけど
ほとんどがA組B組だしなぁ……自分のクラスなんて……あれ……
『私、クラスの人と話したことないんじゃ……』
嘘だろ……別に友達作らなくても死んじゃう訳じゃないしとか思ってたから全く話してない……やばい
『どうしよう……』
｢A！｣
『お兄ちゃん……？』
｢あ、あのさ……その、一緒に……｣
騎馬のチームか
『ごめんね、お兄ちゃん』
｢え？｣
『私、優勝狙ってるからお兄ちゃんとは組めない』
｢そっ……か……｣
『うん、他に仲間になってくれる人いると思うから誘ってみな？』
｢う、うん！そうだね！！｣
そう言って出久は組んでくれそうな人を探しに行った
出久と組んじゃうのは意味が無い……だってせっかくの成長を止めてしまうかも知れない
｢あー……緑谷……？｣
『なんで疑問形……えっと……』
予想外過ぎてフリーズしちゃったよ！！話しかけられるとは思ってなかったよ轟君！！！
｢悪ぃ……名前知らねぇから……緑谷の妹、だよな｣
『うん、合ってるよ。自己紹介してないもんね……私は緑谷A』
｢俺は轟焦凍｣
『んで？私に声掛けたのは？』
｢騎馬のチームを組んでくれないか？｣
わ？？？？？？本気か？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 405人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
𝓡𝓮𝓷 - ええと、多分なんですが16話で｢俺らって完全に引き立て役だよなぁ｣｢だるいよねぇ｣が｢たるいよねぇ｣ってなってますよ！ (2023年3月21日 20時) (
レス) @page16 id: aff6f0444c (このIDを非表示/違反報告)
律 - とても面白いです！ (2020年1月18日 17時) (レス) id: bfc3e39400 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ポン酢 | 作成日時：2020年1月9日 21時
