「転生したとしても、本来いるはずの無い私たちみたいな存在はね…いつ消えてもおかしくないのよ」
紅麗さんは、真剣な表情で私に詰め寄る。水を失った魚のように、私の口はパクパクと動くだけだった。
言葉が出ないほどの疾走感とは、このことを言うのだと実感する。
「貴方にはある？いつか消えるかもしれない状況の中、誰かと共に生きる覚悟が」
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前作のシリーズではお気に入り登録、評価がいっぱいで嬉しかったです。続編である今作もどうぞよろしくお願いいたします！
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作者名：春風 恋
| 作者ホームページ：http://urana
作成日時：2020年11月14日 14時
