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それからというもの。
壱馬/慎『この度付き合うことになりました…。』
北人『おめでとう!壱馬!まこっちゃん!』
壱馬はあれから1ヶ月後、まこっちゃんに告白し
無事付き合うことになった。
今日もこうして飲みに来て、
俺は2人が上手くいったことを心から祝福した。
……なんで隣に樹がいるのかは分かんないけど。
北人『…ねえ、ずっと気になってたんだけど
なんで樹がいるの?』
樹『なんでって、俺もまこっちゃんを応援してたからですよ。』
壱馬『樹も、ほくと同じように慎を応援してくれとったらしくて…』
北人『全然知らなかった……』
慎『北人さんは壱馬さんの相談相手だったから、
俺まで北人さんに相談するのは荷が重いかなと…
それに、樹さんなら相談しても大丈夫かなって…』
北人『なるほどね…だから樹もいるのか』
だとしても、気まずい。
俺はまだ樹に告白していない。
樹に好きな人がいるのか、彼女がいるのかどうかも知らない。
心臓がドキドキしているのが自分でも分かる。
こんな近くに樹がいることなんて、ランペの活動でだけなんだから。
壱馬の方を見ると、幸せそうな顔をしてまこっちゃんと笑っている。
それを見てホッとした。
ずっと辛そうな顔をして、でも前向きにまこっちゃんを思い続けた壱馬を知ってるから。
自分の事のように嬉しかった。
樹『北人さん』
北人『わっ!なに?』
樹『いえ、なんかボーッとしてたので…
それ、零れてますよ。』
樹が指さした方を見ると、手に持っていたグラスから、中身が少し零れていた。
北人『わっ!やば!』
慌てて布巾を探していると、樹が手渡してくれた。
北人『あっ、ありがとう。』
樹『いえ。』
樹が俺を見てふっと笑う。
その柔らかくて、かっこいい笑顔が好きなんだ。
零れた飲み物を拭き終わって、樹の方を見ると、
まこっちゃんの方を見ていた。
北人『…?』
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いちごあめ.(プロフ) - すずまるさん» 嬉しいです泣! (2020年11月12日 7時) (レス) id: f93e8e8aba (このIDを非表示/違反報告)
すずまる(プロフ) - ゆせそた最高でした!! (2020年11月12日 1時) (レス) id: 32ac69c80c (このIDを非表示/違反報告)
いちごあめ.(プロフ) - すずまるさん» リクエストありがとうございます!頑張ります! (2020年11月11日 16時) (レス) id: f93e8e8aba (このIDを非表示/違反報告)
いちごあめ.(プロフ) - ゆせそた!!私も大好きなので頑張ります!ありがとうございます!! (2020年11月11日 16時) (レス) id: f93e8e8aba (このIDを非表示/違反報告)
いちごあめ.(プロフ) - れなさん» 了解です! (2020年11月11日 16時) (レス) id: f93e8e8aba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちごあめ. | 作成日時:2020年7月14日 19時