story2093*伊野尾くん ページ44
こんな時。
なんて言ったらいいの?
.
声を掛けたくても、起こしたら可哀想だし。
でも本当にこの人がAなのか。それも知りたい。
大ちゃんには、Aにそっくりな
従姉妹がいるかも知んないし…
.
それよりも先に。
オレ…涙が出てきちゃってw
話そうにも話せそうになかった。
.
もう少しだけ近くで。
もう少しだけ…
…。
.
眠るAのベッドに腰掛け
顔を近付けた。
.
するとAの目がパチって開いて。
「…ふふ…♪」
.
そう言って微笑んだあと
オレの事をギュッと抱きしめた。
.
「…いのー…くん?…」
.
慧「…うん。」
A「…いのーくん。」
.
慧「うん。そーだよw」
A「こんばんは…♪」
.
起きてんのか寝ぼけてんのか。
よく分からないAさん。
.
「いのーくんかぁ…w」ってふんわり笑う。
慧「どーして?」
A「んー…?」
慧「オレ…だと…残念?」
.
ちょっと拗ねてみた。
A「それは貴久のTシャツですよw」
慧「え?そーなの?」
A「うん。大貴にあげたTシャツ♪」
.
慧「よく覚えてんね。」
A「うん…w」
.
慧「…。」
A「でもいのーくんが着てても似合うね…♪」
嘘だよ。
こんなダボダボのTシャツ…
華奢なオレには似合ってない。
.
慧「まっすーだと…思ったの?」
A「…さぁ…w」
.
慧「ケンカ…でもしたの?」
A「どーして?」
慧「Aがここに居るって。変でしょ。」
.
A「だってここ。私の部屋だよ?
いのーくんがいることの方が変だよw」
慧「確かにw」
.
耳元で。
Aがいのーくん。って言う度
オレの胸の奥がキュッっと熱くなる。
.
慧「A…」
A「なぁに?」
慧「…キス…したいよ。」
.
A「…」
慧「…////」
.
Aの答えを待たず
オレは少し強引に唇を重ねた。
.
慧「やわらか…//」
A「…w」
.
溢れてしまった気持ちは止められなくて…。
オレはもう一度深く唇を重ねた。
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Milk−T(プロフ) - aya04230829さん» ありがとうございます♪楽しく好きに書かせてもらってます♪評価も気になるところですが……まだお話続けたいので。色んな人に登場してもらいつつ。増田サンにも頑張ってもらいますね〜♪ (2019年12月10日 13時) (レス) id: b2184a4066 (このIDを非表示/違反報告)
aya04230829(プロフ) - わー!楽しい!あー!楽しい♪Milk―Tさんのせいで(おかげで)涼介にもハマってますー♪そんでキスマイではキタミツが1番好きだしー。貴久がいなくても楽しめてる自分がいます(笑)ごめんね、貴久(笑) (2019年12月9日 21時) (レス) id: 0ab9a4aa26 (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - aya04230829さん» ありがとうございます♪ayaさんのコメントにいつも励まされてます。なかなか更新できない時もありますが…。皆様に楽しんで頂けるよう今後も頑張ります♪どうかよろしくお願いしますね! (2019年11月26日 18時) (レス) id: b2184a4066 (このIDを非表示/違反報告)
aya04230829(プロフ) - こんにちは!いつものayaです(笑)私としては毎回楽しませて頂いてるので、あと20年くらい続けて欲しいです(笑)この作品を拝読する事も私の日常なので、毎回楽しみです!マイペースでいいので更新待ってます! (2019年11月26日 8時) (レス) id: 0ab9a4aa26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Milk-T | 作成日時:2019年11月25日 23時