小悪魔☆ハニーvol.16《T.MASUDA》 (ページ6)

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A「嬉しかったの…。
貴久のｺﾄ...嫌いなのかなって思ってたから。

それに私のことも。
…好きですって告白してくれて…。」

…。

A「ｷｽしてよって言われて…。
背も高くて届かなくて。
「届かないw」って冗談で言ってて…。」

増田「…。」

A「…でも。橋本君…。
すっごく小さな声でね。
”そばにいたい”って…そう言ったの。」

増田「…。」

A「…でも
…私には貴久がいてくれて…。
橋本君にそばにいてもらわなくても平気だから…。
…幸せのお裾分け…したの。」

増田「…。」

A「そうしたら橋本君も。
ｱﾒﾘｶで頑張れるんじゃないかって思って…。

私には貴久がいるけど。
橋本君は1人だから…。

でも…貴久…ごめんなさい。」

ｼｭﾝ...としてうつむく。
…理由はわかった。

増田「……幸せのお裾分け…ねぇ。」

A「ｳﾝ......」

増田「…Aらしい。」

A「…///」

増田「…でもｷｽはﾀﾞﾒだろ。」

A「ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ.....」

増田「お前のｷｽには。変な魔力があるからなw」

A「魔力⁈」

増田「…もう1回ｷｽしたくなる。魔力。」

A「そんな…///」

増田「…だから。ｵﾚしか…ﾀﾞﾒw」

A「…わかった。」

…w

増田「あぁ‼大変だっ‼」

A「えっ⁇」

増田「魔力が…魔力がぁぁ………」

ﾁｭｯ....♪

唇に。
ちょっとだけのｷｽ。

で。

長めのｷｽ....。

…。

増田「ほらね。魔力w」

A「…ぁ…//」

増田「もう…離れらんない…」

抱き寄せて…何度も唇を重ね。
お互いの顔を見ると恥ずかしくってｸｽｸｽと笑う。
「貴久のｴｸﾎﾞも魔力があるよ」って。

Aはﾂﾝﾂﾝとつつく。

「どんな？」って聞くと…

A「私を夢中にさせる魔力♪」

…///

ｴｸﾎﾞに優しくｷｽをして。
Aは手を握る。

A「…本当。幸せ♪」

…ったくw

いつもそう。

ｵﾚが甘いんじゃない。

何をしたって。
最後にはAのﾍﾟ-ｽ。

Aをｷﾁﾝと叱る方法を
誰か教えて欲しい…

それは何年も経った今でも思うことだった。

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