小悪魔☆ハニーvol.16《T.MASUDA》 (ページ30)

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話しかけてもAの目から涙が一筋ずつ流れ落ち…ｵﾚはその度に親指で拭い取った。

ここでAが目を開けたらｱｳﾄ。
絶対ｷｽしてしまう…。

でもこの日は唇をぎゅっと噛んで。
体を震わせていたから。

仕方なく、唇の少し横…その辺りに触れるだけのｷｽをした。

ﾎｯﾍﾟ...

瞼。

鼻の頭。

ｵﾃﾞｺ。

そして最後はお互いの頬をくっつけた。

増田「…ｵﾚはAの全てがｽｷ。」

A「…。」

増田「こんなにｵﾚの事がｽｷ。で…
可愛くて…優しい女のｺ....。
他にいない。」

A「…。」

増田「…守りたいって思う女のｺ....。
Aが初めて。」

A「…。」

増田「.こんなにお互いがｽｷ。同士なんだから…
離れることなんかないよ。」

A「…。」

増田「…愛してるから。
…泣かないで」

A「…。」

増田「…ｵﾚはどこにもいかない。
…ｺｺにいるだろ？」

Aの手を自分の頬に添えるようにして。
ｵﾃﾞｺをくっつけた。

増田「Aーちゃん♪」

ﾎﾟﾝ....て。
触れるだけのｷｽを唇にすると。

ようやく目を開けて…
ぎゅー…って抱きついてきた。

…守りたい。

…その気持ちに嘘はない。

Aが不安に思うことは取り除いてやりたいし。
こうして泣いて甘えてくれるならとことん甘やかしてやりたい。

…頼られることは嬉しい。

Aのためだったら…なんだってしてやりたい。

増田「いつまでもこうしてると…
襲っちゃうぞw」

…冗談のつもりで。
Aのｵｯﾊﾟｲを揉むと。

A「…ｴｯﾁ ...して。」

増田「‼⁇‼」

A「…襲って…。」

増田「…ｳｿだよ。…もう少し寝たいんだろ？」

A「…ｳｿ。はｲﾔ....。」

増田「……。」

A「…抱いてよぉ…。」

増田「……。ﾁｭ-...しないよ？」

A「いい。」

増田「時間もあんま、ないし…」

A「お願い…。」

増田「…。」

…珍しいな。
そんなこと言うなんて。

全然ﾔﾙ気は無かったけど…
Aに泣かれると弱い。

A「ぁ…っ…//」

…。