小悪魔☆ハニーvol.16《T.MASUDA》 (ページ28)

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story763-3月12日-3DAYs- ページ28

翌日…

ん…。
いい匂いするー…♪

ﾄ-ｽﾄの匂いじゃなくて…なんだろ。
香ばしいような…お腹空く匂い。

「…ぁっ…‼」
「…ゃー…ｸﾞﾁｬｸﾞﾁｬ..」
「ぅわぁ…。」

……。

「ぉー♪」
「ｳﾝ....いい感じ…♪」
「出来たー…ゎーぃ‼」

……

ｳﾙｻｲ.....w

ｱﾗ-ﾑ前……。
ｽﾏﾎを見るとまだ5時になったところ…。

なのにｷｯﾁﾝが賑やかい。
これは起きてはいけない雰囲気…。

…でも起きちゃったらﾄｲﾚ行きたくなる。
どーしよ…w

んー…

それに。
なんか今日…少し喉が痛い。

ｶｾﾞ…かなぁ。

「♪～♪～。もうちょっと寝ちゃお♪」

…やべ。

Aが戻ってきたー…。
半開きのﾄﾞｱ...。Aが静かに入ってくる。

そー…っと布団をめくり。
そばに寄ってきたことがわかる。

寝たﾌﾘ....。

するとAは。
「……ｶｯｺｲｲなぁ…///」ってｵﾚの頭を撫でた。

「……私の彼氏♪」

…w

「…ふふっ♪」

…w

…寝てると思って、1人楽しそう。

「…貴久の手がｽｷ。」

「貴久の唇が…ｽｷ♪」

「Aって呼ぶ時の口の形がｽｷ♪」

「あとー…ﾎｸﾛも。ｴｸﾎﾞも。ｽｷ.....///」

「…ｴｯﾁなところも。ｴｯﾁが優しいところもｽｷ」

…ｵﾚの好きな所。
頭を撫でながらAはﾌﾞﾂﾌﾞﾂ。

「頼り甲斐のある大きな背中は大好きで…。
ぎゅーって抱きしめてくれる腕も大好き♪」

…聞いてて恥ずかしい///

「…毎日…毎日。好きになるよ」

…。

「時々…苦しくなるくらい。ｽｷ....」

…。

少しずつ…声が震えてくる。

…泣いてんのか？

「…おかしいよね。

…幸せすぎて…怖いなんて。」

…。

「たかひさぁ…。」

…そういうと。
Aはﾓｿﾓｿと布団に潜り。
ｵﾚの腕を持ち上げ…自分を抱きしめさせるように
背中に回し。

自分もｵﾚの胸にﾋﾟｯﾀﾘとくっついた。

…ｸｽﾝ......ｸｽﾝ.....。

泣くのを必死にこらえてるA…

…朝から泣き虫。