小悪魔☆ハニーvol.16《T.MASUDA》

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仕事のﾗﾝﾁ時間。







時計をﾁﾗﾁﾗ見ながらみんなと昼ご飯。
「そろそろ…じゃない？」と言われ。









そそくさと店を出た。









その店から少し歩くと…
その先に花屋さん。









増田「すみませーん。予約した増田ですー…」









花屋で会計を済ませていると。
「来た‼」って手越がはしゃぐ。









ｼｹﾞ「早く行こうぜ」

小山「…お。すげー立派w」









…照れ臭い。
昼下がりのｻﾗﾘ-ﾏﾝ。

花束もって…
めっちゃ目立つ。









手越「…喜ぶねー…。」

ｼｹﾞ「でもさ。まっすーに花束w似合わねー」

増田「うるせー///」









自分でも分かってるわ‼
…前から歩いてくるOLもめっちゃ見てくるし…









手越「あ…あれじゃない⁈」

小山「…あれ。Aちゃんのお母さん⁈」

増田「あ…本当だ。」









制服姿のAと。
着物姿のお母さん。









小山「え…お母さん。大貴くんに似てるー♪」

増田「Aはﾊﾟﾊﾟ似なの。」









頭を下げる着物姿のお母さんと…
「おーい‼」って手を振る…




増田「Aー♪」

A「貴久ー♪」









少し早足で近くに行き。
「卒業…おめでとうございます。」と声をかけた。









母「いつもお世話になっております。」

手越「Aのﾏﾏ-♪着物姿素敵ー。」








A「見て見て、じゃーん♪」









自慢げに卒業証書を見せて来た。









増田「あ。…これ。
卒業おめでとう。」








ｼｹﾞ「4人から…だからなっ‼」

小山「増田さんだけじゃないよっ⁉」









ﾋﾟﾝ ｸ と黄色のｶﾞ-ﾍﾞﾗの花束。
なんか賑やかなAっぽくて…

これにした。











A「うわぁ…ありがとー♪」

手越「Aー制服かわいい♪写真撮ろ‼」









会社の前。
Aとみんなで写真を撮った。
2人だったり…
Aﾏﾏとだったり…









A「けーちゃんと、貴久と3人で撮りたい♪」









Aはそういって。
はしゃいでくっつきながら撮った。





…多分。
小山の家で見た写真は…

この時のものかもしれない。








Aの卒業式。








いよいよ明日から。
ｵﾚたち2人の生活が




始まろうとしていた。

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