小悪魔☆ハニーvol.5《T.MASUDA》

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……







Aが海外へ行って数日が過ぎた。









ここ毎日、会社も年度末で忙しく…。
残業が続き、会社の人とご飯食べて帰ってくることが多かった。









ここんとこ、Aの事を考える暇がないほど忙しく…
さすがに1年目にはｷﾂい。









それでも家に帰りﾍﾞｯﾄﾞｻｲﾄﾞにﾁｮｺﾝと座る
ｸﾏを見ると…








なんとなくAがいるようで。









肩の力が抜ける。









……ｸﾏちゃん恐るべしw









そうなると、Aのｺﾄを考えてしまう。









なにしてるかなー…

泣いてないかなー…。









突然帰ってきたりしないだろうか…なんて。
ありもしないことを考える。









その日もいつものように家に帰り。
明日は休日だ…と。

家でのんびり過ごしていた時…。









突然ｲﾝﾀ-ﾌｫﾝが鳴って「増田ーー♪」って呼ぶ声がした。








ﾄﾞｱを開けると…
大学の友達がﾄﾞﾔﾄﾞﾔと遊びに来た。









久々のﾒﾝﾂ....。
「急になんだよーw」「どうせ暇だろーw」








きけば…2人が飲んでて、それぞれ呼び出され。
盛り上がりついでにオレの家に来たらしい。









男も女も…
オレ入れて5人。









するとそのうちの1人が「あと1人呼んだからー」って言う…。









数分後。
「お待たせ〜〜♪」って入ってきたのは。









希「増田くーん♪会いたかった♪」

増田「……」









男友達「増田の隣いけw」

女友達「あ、希ココおいでー♪」









少し香水のキツくなった希…。









希「のん、増田くんに会いたかった♪♪」









思いっきり抱きつかれ。
一瞬身を引いてしまう。









男友達「ほんと、のんちゃんは増田”一筋”だなw」


希「えへへー。増田くーん♪」









……ここぞとばかりに甘える希…。
しばらく会ってなかったから
すっかり存在を忘れていた。









ただ、友達の前で「やめろ‼」とは言えず…
なんとか身をかわしながら、希と距離をとろうとしていた。









でも相手は希…。









希「えーん…増田くんが避けるぅー…」

男友達「照れてんだってーw」




女友達「え、今更照れなくてもいいしー♪」

男友達「あははーw」







そんなﾉﾘだった。

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