story251 ページ12
masqueradeに向かう途中
A「やっぱりお家にﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ
置いてくる♪」
そう言ってお姉さんのうちに立ち寄った。
オレは玄関のドアにもたれながら
スマホを取り出すと
【不在着信15件】
……レナさん…
慧「もうやらないって言ったのに…」
A「……？」
慧「あ…w準備できた？」
A「……レナ…さん？」
慧「あぁ…うん、そう。
今日なんか撮影があるって言ってたから…
でももうオレは辞めたし」
そういうと
お姉さんはオレに抱きついた
A「ｴｯ ﾁ したのも…その人…？」
慧「………ｳﾝ....」
A「気持ち…良かった？」
慧「ううん…全然。
そう言ったでしょ…？」
A「私と…どっちが気持ち良かった？」
慧「それはAだよ‼絶対‼」
そういうと…
お姉さんは「うふふ…」と笑って
A「じゃー、いのーくんは
私以外とｴ ｯ ﾁ 出来ないねw」
と言った。
慧「責任とってよねーw」
そういうとオレから体を離し
くるりと後ろを向いた。
そして…
A「あのね……
私…決めたの…
今日もし……貴久が連絡してこなかったら…
………
……
私……
貴久のこと…
諦めようと思うの……」
……オレは…なにも言わず
お姉さんの気持ちを黙って聞いていた
A「もう…
迎えに来てくれないのに
ずーーっと好きで待ってるの…
疲れちゃったw」
慧「A……」
A「毎日のように泣いて…
目が腫れちゃって大学で友達に笑われて…
頭も痛くって
寝られなくって…
今も…こうやって……話すだけで
辛くて……」
そういうと
右手で涙を拭って
A「だから…今日まで。
そしたら諦める」
それはまるで…
自分に言い聞かせるために…
オレにではなくて
自分のために言っているように聞こえた。
オレはその背中を
じっと見つめることしかできなくて。
とても複雑な思いだった。
でも
お姉さんが決めたことなら
オレにはなにも言えない。
ただ…
今日が終わったら…
たくさんたくさん抱きしめてあげようと
心に誓った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 243人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ichi(プロフ) - 猫王子さん» コメント返すの忘れてました！続き読んでみてくださいw (2016年9月27日 22時) (
レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
猫王子 - ぶじの移行おめでとうございます！m(。≧Д≦。)m読ましてもらいます！ (2016年9月23日 14時) (レス) id: caa5bf034a (このIDを非表示/違反報告)
ichi(プロフ) - まおさん» チャンカパーナ状態ですねwさて後編でどうなるか、お楽しみに♪ (2016年9月23日 0時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
ichi(プロフ) - 猫王子さん» はい、まっすーはなんでもお見通しのようですw (2016年9月23日 0時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
ichi(プロフ) - 優美さん» コメントありがとうございます。とても励みになります！また後編でもよろしくお願いしますね！ (2016年9月23日 0時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ichi
| 作成日時：2016年9月17日 21時
