悲報：どうやら好きな人に嫌われてるらしい【文スト】【立原道造】

7.面倒くさい二人 ページ9

条野視点


立原「助けてください条野さん…」



なんて立原くんから電話がかかってきた。



条野「どうしたんです？」



まぁ理由はもう勘付いていますが。



立原「…その…」








条野「つまり立原くんはやっと嫌いっていう気持ちだと思ってた気持ちが好きっていう恋愛的な気持ちだと気づいた。それで丁度今日の朝起きたら何故か隣にAさんがいて、しかも椅子で寝ていたはずの自分がベッドで寝ていて、それでびっくりして慌てて起き上がろうとしたらAさんとキスしてしまい、Aさんに大嫌いと言われたと？」



立原「はい…」



…確実にAさんの嘘であることは確実。



この二人は両片思いですからね。



しかも片方は相手に嫌われていると思っている。



まぁ今日を持って二人ともになりましたが。



条野「…立原くんはキスしてしまったことへ謝ったんですか？」



立原「謝ろうとしもしましたけどAがとてつもなく早く走って去ったので…」



条野「なら今すぐ来て謝ったらどうです？丁度Aさんは職場にいますから



立原「…顔も合わせたくないと言われました…」



条野「なら電話をしたらどうです？」



立原「繋がりません」



条野「ならもう今すぐ職場に来て全力で謝るしかありませんよ。Aさんは押しに弱いですからね。それしかないです」



立原くんがでもと言い訳しようとしてきたのですぐ切った。



後は私が介入しないで二人でやらせた方が面白いでしょうしね。










A視点



大倉「よく似合っとるぞA！」



『あの、なんで小さい姿だからって着せ替えしたがるんですか！？』



大倉「この姿じゃとAの抵抗力も弱まって簡単に着せられるからじゃ」



『うぅ…』



なんててるこさんと着せ替えするな論争をしている時。



ドアが開いて、今一番会いたくない人物が出てきた。



立原「…A。大嫌いって言葉訂正しろ。」



なんて疲れた様子で今一番会いたくない立原さんが出てきた。

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